(レース回顧担当:BNK)
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当ブログの基幹シリーズ「ニンジン競馬クラブ週報」
当ニンジン競馬クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
当クラブはGⅠ馬キラーアビリティやその他のオープン馬・期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
★キラーアビリティ(ホープフルS)
それでは【2022年6/4レース回顧】ジレトール・ブレッシングレイン【キャロット一口馬主】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆GⅠレース観戦記〜安田記念◆
5週連続府中のGⅠのトリは安田記念、ここ3年のように絶対的な本命(いずれも敗れたが)はおらず混戦模様の一戦となった。
ダービーから一週間芝の状態は良好で速さと底力が試される一戦となった。
ほぼ一線のスタートからレシステンシアがハナを伺うがホウオウアマゾンが主張して先手を取る。
ダイアトニックが絡んでいくがペースは速くならず前半の3Fは34.7のスローペース、人気ところではファインルージュが好位、シュネルマイスター、ソングラインは中団あたり、1番人気のイルーシヴパンサーは後方2番手からの競馬となるが馬群はひと固まりで直線に向かう。
逃げたホウオウアマゾンだけが内ラチをついたが馬群は馬場の真ん中に進路を取って追い比べとなる。
2番手追走のダノンザキッドが抜け出し残り100mまで粘っていたが外からソングラインとサリオスが併せ馬で襲い掛かる。
僅かにソングラインが抜け出したところがゴール、念願のGⅠ初制覇を飾った。
2着には最後に内を突いてきたシュネルマイスター、3着にサリオスが入った。勝ったソングライン、1年前のNHKマイルカップではゴール前で手前を替えて戴冠を逃したがサウジ遠征で結果を残すなど地力を強化、ついにGⅠタイトルを獲得した。
秋にはアメリカ遠征も視野に入れているとの事でその走りが注目される。
2着のシュネルマイスターは前走のドバイ遠征で結果が残せず帰国してからも調子が上がってこなかったようだが底力で2着に食い込んだ。
体調を戻して戻ってきて欲しい。
3着のサリオスは久々の好走、レーン騎手とは相性が合うのであろう。
次走またレーン騎手が乗れるかは不明だがコントレイルの好敵手であった時の走りを取り戻して欲しい。
1番人気のイルーシヴパンサーは8着、展開も向かなかったが重賞勝ちは東京新聞杯の1勝のみ、掲示板に入った馬達はGⅠで揉まれてきた強者達。
キャリアの差も出たのかもしれない。
◆先週のレース回顧◆
◉ジレトール(川田)
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
6月4日(土)中京12R 3歳以上2勝クラスに出走。(1400m ダート良)
中間熱発があったが体調に問題無しとの判断で急遽ここに出走してきた。
今週から古馬混合戦の戦いとなったがジレトールの登場を待つまでもなく3歳馬が大活躍。
ジレトールも断然の1番人気に支持されての出走となった。
好スタートから行く馬達を行かせて競馬を進める。
多頭数でもあったので5番手からの競馬となる。
前半の3Fは35.3のミドルペース。
いつでも前を捉えられる手応えで直線に。楽逃げしていたウインアキレウスを交わすのに多少手こずったが最後は13/4差をつけて快勝、3勝目を飾った。
デビュー戦で芝を使って以来、その後はダート1400mに絞って出走してきて堅実な成績を残しているがそろそろ条件替わりでの走りを期待したいところではある。
ユニコーンステークスに向かうのか3勝クラスで再度古馬との対決に挑むのか注目だ。
★陣営のコメント
22/6/4 松永幹厩舎
4日の中京競馬では五分のスタートからやや促して先行集団の後ろを追走。3コーナー過ぎからジワッとポジションを上げ、直線入り口では前を射程圏に入れると、半ばからしっかり脚を使って前を交わして優勝。「ありがとうございました。古馬との初対戦でどこまでやれるかという気持ちでしたが、ジョッキーがしっかり乗ってくれましたね。川田騎手は“いつもほどの行きっぷりではなかったけれど、却ってスムーズに運べた感じでした”とのことでした。影響はほぼなく調整できたとはいえ中間熱発もありましたし、今日は能力だけで勝ってくれたようなものでしょう。素質の高い馬ですし、先々まで見据えて慎重にプランを検討していきたいですね」(松永幹師)これまでのレース内容からもここは負けられないという一戦でしたが、ジョッキーも自信を持って乗っているようなレース運びで、最後はきっちり勝ち切ってくれました。改めて能力の高さを示してくれた形で、今後の活躍がますます楽しみです。この後はについては馬体を確認してから検討します。
★出走レース
3歳上2勝クラス 2022年6月4日 中京12R ダ1400㍍
◉ブレッシングレイン(草野)
◉天然総帥・ラストバブル・トウシロひかる厩舎
(天然総帥)
(ラストバブル)
(トウシロひかる)
★BNKのレース回顧
6月4日(土)東京1R 障害未勝利戦に出走。(3000m 直線ダート稍重)
芝の2000mで新馬勝ち。
以降伸び悩みダートを使っても数戦で頭打ち去勢をしたがその効果もなく障害入りを決断。
障害試験と際の時計は目立ったものではなく出走にこぎつけるまで時間がかかったがようやく態勢が整い出走してきた。
相手の大半は障害既走馬であり6番人気での出走となった。
ゲートは速くなく出たなりで後方からの競馬となる。
最初の3つくらいの飛越はお世辞にも上手いとは言えず障害でもダメかというネガティブな考えが頭をよぎる。
スタンド前の障害では飛越が上達し徐々にポジションを上げていく。
1コーナーから2コーナーにかけて障害の無い周回コースで一気にポジションを上げる。
障害で遅れる、平地で盛り返すを繰り返しながら直線へ。
6頭雁行状態の争いから1頭づつ置き去りにし最後は1番人気マサハヤニースを競り落として初障害で初勝利をあげた。
勝時計は3:22:6で水準並みであった。
久しぶりに輝きを取り戻したブレッシングレイン、前述の通りお世辞にも飛越は上手くは無いのだが逆に飛越が上達すれば名ジャンパーとしての道が待っているのかもしれない。
次走が楽しみだ。
★陣営のコメント
22/6/4 木村厩舎
4日の東京競馬ではややゆっくりとしたスタートで後方から進め、1周目のスタンド前あたりから徐々にポジションをあげて中団あたりにつける。勝負どころから徐々に進出を開始し、直線外から追うとジリジリと伸び、最後の最後に前を交わして優勝。「前走後は疲れを取ったのちに草野ジョッキーと一緒に障害馬として造ってきました。その間に蹄の不安が出たりと順調さを欠くことはありましたけれども、時間をいただいてしっかりとやれたことでまずまずの状態で送り出すことができたと思っていました。初障害とあって粗削りな面があったのは否めませんでしたけれども、レースのなかで良くなってきていたところもありましたし、経験を積みながらさらに良くしていけるのではないかと思います。最後は力が入りましたし、よく交わしてくれました。ジョッキーとともにスタッフたちもよくやってくれましたし、この勝利は嬉しいですね。会員の皆様にも長らくお待たせしてしまい申し訳ありませんでしたが、このたびはおめでとうございました」(木村師)他馬と比較してもまったく見劣りしないと思える馬体の持ち主ではあるのですが、なかなか思うような結果を残せずにいましたので前走後は平地から障害戦へ矛先を向けて時間をかけてきました。中間、不安が出たことはありましたけれども馬が乗り越えてくれ、また、陣営も気持ち折れずに手厚い対応をしてくださったことで状態を上げていくことができました。有力馬が多数在籍する木村厩舎とあって、G1を狙うような馬たちと切磋琢磨してきたこともあって、力も自信もつけてきたのでしょう。それらの効果が大きく、直線で前の馬を捕らえにいけたのではないかと思います。平地戦でのもどかしさを微塵も感じさせることなく見事に差し切ってくれました。飛越はまだまだと思えるところではあったのでこれからも上達していかなければいけませんが、オープンクラスでもまたいい走りを見せてくれることを期待したいと思います。このあとはレース後の様子を見た上で判断していきます。
★出走レース
3歳上障害未勝利 2022年6月4日 東京1R ダ3000㍍
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