(レース回顧担当:BNK)
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当ブログの基幹シリーズ「ニンジン競馬クラブ週報」
当ニンジン競馬クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
当クラブはGⅠ馬キラーアビリティやその他のオープン馬・期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
★キラーアビリティ(ホープフルS)
それでは【2022年5/7・8レース回顧】カルセドニー・サクセッション・セブンサミット・ベレヌス【キャロット一口馬主】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆GⅠレース観戦記〜NHKマイルC◆
今年のNHKマイルカップ、3歳マイル王決定戦は本命不在の中で行われた。
1番人気には朝日杯から直行のセリフォス、2番人気はレーン騎手のインダストリア、3番人気にはシンザン記念の覇者マテンロウオリオンが続いた。
注目のスタート、逃げると思われていたジャングロが出遅れ、波乱のスタートとなる。
マテンロウオリオンも後方から。
代わりにトウシンマカオが先頭に立つ。
キングエルメス、オタルエバーが続きセリフォスは掛かり気味で鞍上の福永騎手が必死に手綱を抑える。
ダノンスコーピオンは中団からその直後にインダストリアが付ける。投信マカオが淀みの無いペースを作り出し1000m通過は57.4のミドルペース。
トウシンマカオが内を空けて直線に入るとセリフォスは最内、真ん中をダノンスコーピオン、外をマテンロウオリオンと3頭進路を分けての追い比べを繰りひろげる。
ダノンスコーピオンがマテンロウオリオンの猛追を振り切ったところがゴール。
今年の3歳マイル王に輝いた。
クビ差の2着にマテンロウオリオン、3着には後方から追い込んだ最低人気のカワキタレブリーが入った。
勝ったダノンスコーピオン、デビュー当初から評判の高かった馬であり2歳時からNHKマイルカップを目標にしてきた。
前哨戦が強い勝ち方であったが大外枠が嫌われたか4番人気に甘んじてきたが見事に目標を達成した。
2着のマテンロウオリオンもここを目標にしてきた一頭でトライアルを叩き確実に良化してこの一戦に挑んだが僅かに届かなかった。
3着にはカワキタレブリーは後方一気の競馬に徹した事で今回は好走、波乱を演出した。
セリフォスは最内を突いたが伸びあぐねて4着、2歳GⅠからの直行は最近のトレンドだが流石にNHKまで間隔が空くとマイナスかもしれない。
◆先週のレース回顧◆
◉カルセドニー(横山武)
◉BNK厩舎
(BNK)
★BNKのレース回顧
5月8日(日) 東京4R 3歳未勝利戦に出走。(1800m 芝良)
華奢な馬体ゆえなかなか出走に漕ぎつける事が出来なかったが何とかようやく態勢が整った。
既走馬相手ではあったがGⅠ馬マリアライトの仔と言う事もあり4番人気の支持を受けた。
課題であったゲートだが心配されていた程の遅れは無かった。
出たなりで中団の後方を追走する。未勝利戦にしてはレースは流れて1000m通過は1分を切るミドルペース。
直線に入るとスタミナ切れとなり流れ込む形でゴール、10着に終わってしまった。
厳しい流れとなり初出走のこの馬にはタフな競馬となってしまった。
一叩きしての変わり身に期待したいところだ。
★陣営のコメント
22/5/8 久保田厩舎
8日の東京競馬ではやや伸びあがるようなスタートになり中団後方を進む。直線へ向くところで仕掛けて伸ばそうとするが、ジリジリとした脚で前まで迫ることはできず10着。「悪くない形で進められているようには見えるものの、終始、特に直線では左にモタれるような格好をしていました。武史も言っていましたが、脚を使えそうに思えるもののそのバランスを直しながら追わざるを得ないところがあるため、ビュッと来るまでの伸びにはならなかったですね。そのあたりは口向きというよりも、どちらかというと根本的な体力の問題かなという気がしますし、実戦を経験してこれからどれだけ変わってくるかにかかってくるかと思います。現状の印象から、おそらくガクッと来てしまうだろうなと思えるだけに、如何に早く回復し乗り出すことができるかというのもポイントになりそうですね。まずはレース後の無事を確認してからになりますが、基本的には一度放牧に出し、現地での様子を見ながら今後のことを検討していきたいと思っています」(久保田師)時間をかけて乗り込み成長を促してきてようやく迎えた初陣でしたが、残念ながら最良の結果とはなりませんでした。それでも前が残りやすい展開の中で外からジリジリと諦めずに脚を使ってきていましたし、この経験が今後に活きてくれることを願っています。このあとについてはレース後の状態をよく確認したうえで判断していきます。
★出走レース
3歳未勝利 2022年5月8日 東京4R 芝1800㍍
◉サクセッション(荻野極)
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
5月7日(土)新潟11R 4歳以上リステッド 谷川岳ステステークスに出走。(1600m 芝良)
両馬共に東風ステークス以来の出走でベレヌスは4番人気、サクセッションは9番人気での出走となった。
大方の予想通りベレヌスが先手を取ってレースの主導権を握る。
サクセッションは中団から。
ペースは落ち着き前半の3Fは36.2、1000m通過も1:00:2とスローペースでレースは進んだ。
逃げるベレヌスは1F11秒を切るペースで逃げ込みを図るが最後に脚が上がってしまい2着、サクセッションは中団から伸びがなく10着に終わった。
ベレヌスはマイペースで逃げたが開幕週ながら少し内が荒れていたコースに最後脚を取られた感じだ。
逃げれば持っている力を出せる。
マイルは距離不足に思われ1800~2000mのレースに使って欲しい。
サクセッションは得意と思われる左回りのマイル戦でこの結果、見通しは暗い。
★陣営のコメント
22/5/7 国枝厩舎
7日の新潟競馬ではまずまずのスタートを切り軽く促しながら先団を進む。さほど手応えがない中で直線へ向き追い出すが伸びはなく、なんとか踏ん張ろうとするも10着。「稽古の感じから少なくとも去年よりは走れると思ったんですけどね…。思うような走りをお見せできず申し訳ありませんでした。ジョッキーの話によると“もう少し時計がかかる馬場、展開だといいのかもしれませんが、今日は終始手先が重い感じでした”とのことでしたね。う〜ん、悪くないと思っていたのですが、本調子ではなかったのかもしれません。何とか良さを出せればと思いますので、仕切り直しで巻き返したいです」(国枝師)前走後の疲れを癒しつつ乗り進めて臨んだ今回のレースでしたが、思うようなパフォーマンスを発揮することはできませんでした。稽古では動けていて問題ないようなのですが、実戦となるとちょっと苦しさがあるのか、この馬の良い時の走りができていません。悩ましい状況なので、仕切り直して何とか巻き返しを狙っていけたらと思っています。このあとは新潟競馬場から直接NF天栄へ放牧に出す予定で、現地での状態をよく見ながら今後のことについて検討していきます。
★出走レース
谷川岳S 2022年5月7日 新潟11R 芝1600㍍
◉セブンサミット(岩田康)
◉ラストバブル厩舎
(BNK)
★BNKのレース回顧
5月7日(土) 新潟8R 4歳以上1勝クラスに出走。(1800m 芝良)
前走は休み明けでダートを使い大敗、ダート適性は無く今回芝で仕切り直しの一戦となった。
前走の大敗の影響か4番人気での出走となった。前走でしくじったゲートをしっかり決め2番手でレースを進める。
前半の1000mは1:00:8のスローペース。抜群の手応えで直線へ。
手応えの割には抜け出すのに時間が掛かってしまったが最後は後続に半馬身の差をつけて待望の初勝利を飾った。
やはり芝の方が走る。勝って同条件であるしズブさが解消すれば上のクラスでも通用するはずだ。
早く名前に追いつく活躍を見せて欲しいものだ。
★陣営のコメント
22/5/7 西村厩舎
7日の新潟競馬では五分のスタートから促して2番手につけ、そのままスムーズに追走して直線を迎える。ジリジリ前を追い詰めると最後にきっちり交わして優勝。「ありがとうございました。これだけの馬ですから、とにかくホッとしました。ジョッキーは“能力的にはここにいる馬ではないし、まだこれからの馬です”と話していました。喉の不安がなくなって調教の動きなど最近は本当に良くなっていましたし、鼻出血さえなければ大丈夫と思っていましたが、問題なくきっちり勝ち切ってくれましたね。ようやく馬もしっかりしてきたところなのでしょうし、これで番組なども馬の状態に合わせて使っていけるのは大きいですね。この後については、まずは馬体をしっかり確認してから検討します」(西村師)昨年転厩後は喉の手術もありなかなかコンスタントには使えませんでしたが、ようやく馬もしっかりしてきてくれたようで、ここで待望の初勝利を挙げてくれました。この馬の期待度を考えると小さな一歩ですが、まだ良くなる余地を十分に残していますし、ここをきっかけに大きく飛躍してもらいたいと思います。この後は馬体を確認してから検討します。
★出走レース
4歳上1勝クラス 2022年5月7日 新潟8R 芝1800㍍
◉ベレヌス(西村淳)
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
※サクセッションの欄参照
★陣営のコメント
22/5/7 杉山晴厩舎
7日の新潟競馬ではスタート良くスムーズに先手を奪い、マイペースの逃げに持ち込む。直線に入ると後ろを突き放すが、最後惜しくも差されて2着。「あと一歩のところだったのですが、申し訳ありません。今日は新潟に臨場できていないのですが、朝からモニターを見ていて、開幕週の馬場の割には前が残らず、けっこう荒れているなと思っていたんですが、やはり粘りきれませんでしたね…。そこを考えるとよく頑張ってくれているのですが、賞金を加算したかっただけに残念です。この後はひと息入れてどこを目指していくかよく考えたいと思います」(杉山晴師)見通しどおりスムーズに前に行っていいリズムで逃げることができていたのですが、最後はあと一歩のところで差されてしまいました。ここで賞金を加算したかっただけに悔しい2着ではありますが、条件次第では十分チャンスがあると思える内容でしたし、収穫はあったのではないでしょうか。この後は馬体を確認してから検討します。
★出走レース
谷川岳S 2022年5月7日 新潟11R 芝1600㍍
※サクセッションの欄参照
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