(レース展望担当:BNK)
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当ブログの基幹シリーズ「ニンジン競馬クラブ週報」
当ニンジン競馬クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
当クラブはGⅠ馬キラーアビリティやその他のオープン馬・期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
★キラーアビリティ(ホープフルS)
それでは【2022年4/17レース回顧】キラーアビリティ・スマイルオンミー【GⅠレース観戦記〜皐月賞】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆GⅠレース観戦記〜皐月賞◆
2022年牡馬クラシックの第一弾は皐月賞。先週の桜花賞に輪をかけて混戦模様の一戦となった。
土曜日からの雨の影響が心配されたがレース時には良馬場に回復して決戦の時を迎えた。
注目の先行争い、前哨戦を逃げて制したビーアストニッシドかデシエルトが逃げ候補であったが内からアスクビクターモアが先行する。
デシエルトは被せていくかと思われたが控えて2番手、ビーアストニッシドも3番手で折り合いをつけた。
ダノンベルーガは内。
ジオクリフ、イクイノックスも好位で競馬を進める。
有力ところではドウデュースが後方から2番手で競馬を進める。
先行争いがすんなりおさまった事でペースは落ち着き前半の1000mは1:00:2のミドルペース。
4コーナーではアスクビクターモアが内を大きく開けて直線に。
内にダノンベルーガ、外にイクイノックスとジオクリフが分かれてアスクビクターモアに襲い掛かる。
4頭の追い比べからイクイノックスが抜け出したところにジオクリフが外から交わしてゴール。
一冠目の皐月賞を制した。
2着には1馬身差でイクイノックス、3着には最後猛然と追い込んだドウデュースが入った。
勝ったジオクリフ、2戦目の札幌2歳ステークスが圧巻のパフォーマンスで一躍クラシック候補と騒がれたがここ2戦の敗戦で評価が下がってしまっていた。
共同通信杯からのローテーションは最近のトレンドであり福永騎手の好騎乗も光った。
ドレフォン産駒の初GⅠ制覇となった。
2着のイクイノックスは東スポ杯からという異例のローテーションだったが正攻法の強い競馬、ダービーでは有力な一頭であろう。
結果として2歳重賞で強烈なパフォーマンスを示した2頭が1、2着を占めた。
3着のドウデュースは結果的に位置取りが悪すぎた。
上がり33.8はメンバー最速でありこの馬にもダービーでの巻き返しに期待したい。
◆先週のレース回顧◆
◉キラーアビリティ
◉天然総帥厩舎
(天然総帥)
★BNKのレース回顧
4月17日(日)11R GⅠ皐月賞に出走。(2000m 芝良)
ホープフルステークスを快勝後、直行での皐月賞挑戦は当初の予定通りであったが直前の追い切りがイマイチで陣営がダービー目標を匂わせた事そして何より鞍上が春のGⅠで1番人気を飛ばしまくっている横山武史騎手という事もあって4番人気に甘んじての出走となった。
スタートで若干の出遅れ。
挽回すべく内々を通ってポジションを取りにいくが向正面でペースが落ち着いたところで掛かり気味となり鞍上の横山騎手が必死に抑える。
4コーナーでも手応えは残っていたが誰も通らない荒れた最内に突っ込んで伸びを欠き13着に大敗した。
調整、レース内容共に問題があった一戦であった。
ロジユニバース、ダイナガリバー等皐月賞大敗から巻き返してダービーの栄冠を勝ち取った馬はいる。
険しい道のりだが捲土重来に期待したい。
★陣営のコメント
22/4/17 斉藤崇厩舎
17日の中山競馬ではスタートで立ち遅れてしまい、道中は中団のインを追走。直線はそのまま内を突くも伸びは見られず13着。「返し馬までは何とか気持ちの我慢はできていたのですが、ジョッキーの話では『ファンファーレと拍手で一気にスイッチが入ってしまいました』とのことで、その後はゲート内でトモを落としたり潜ったり駐立が安定せず、スタートのタイミングが合いませんでした。これまでに比べてかなり馬群で揉まれる形になりましたし、その影響から道中は抜けるところがなくずっとハミを噛んでいたようで、今日はこの馬のマイナスの部分がすべて出てしまいましたね…。仕上がりも良かったので期待していたのですが、いい競馬とならず申し訳ありませんでした」(斉藤崇師)皐月賞への直行は当初からの予定どおりで、いい仕上がりで臨むことができたと思いますが、レース前からテンションが上がってスタートも合わず、その後も力みが目立った走りになってしまいました。残念な結果となりましたが、今日は敗因がはっきりとしていますから、次こそはこの馬本来の能力を出してほしいと思います。
★出走レース
皐月賞(GⅠ) 2022年4月17日 中山11R 芝2000㍍
◉スマイルオンミー
◉天然総帥・BNK厩舎
(天然総帥)
(BNK)
★BNKのレース回顧
4月17日(日)5R 3歳1勝クラスに出走。(1800m ダート稍重)
前走未勝利戦を快勝後、短期放牧を経て実戦に戻ってきた。
阪神の牝馬限定戦に出馬投票していたがまさかの除外で混合戦のこちらに回ってきた。
メンバーは強くはなったが得意の中山でどこまでやれるか期待された。
注目のスタート、元々ゲートに難がある馬であるが今回もゲート入りすると横を向いてしまった。
前走は前に向き直したところでゲートが開いたので好スタートを切ったが今回は横を向いたままでスタート、後方からの競馬となった。向正面で流れが落ち着いたところで外を回ってポジションを上げていく。
3番手から4コーナーで前を追うが直線では脚が上がり2着争いから脱落してしまい6着に終わった。
出遅れて外を回らされた割には2着争いには加わっており時計の速いレースにも対応出来た。
昇級戦としてはまずまずであろう。
何とかゲート難を解消して欲しいものだ。
★陣営のコメント
22/4/17 尾関厩舎
17日の中山競馬では中団外目を進み、向こう正面からポジションをあげていく。前に並びかけて勝負どころへ向かうが直線では余力がなく何とか踏ん張るも6着。「マイナス体重で、馬の雰囲気も調子も良い状態で送り出せたように思えました。鞍上には、スタートはあまり速くないかもしれないけれど、出るようならばある程度前目で運んでもらえたらということを事前に伝えてあったんです。あとは実戦へ行ってみてどうかだったのですが、今回もスタートは決して速くはなかったですね…。悪い場合も想定して伝えてはあったのですが、そのまま悪い形になってしまったのは残念でした。鞍上に聞くと、トモのハマりの悪さも影響したようでしたが、初コンビということもあってよりそう感じたのかもしれません。その後に関してはさすがベテランと言った感じの判断でしたね。決して無理なマクりではなく、いったん落ち着いたところで上げるというものでしたし、前半の時計を見てもナイス判断だったと思いました。強い馬が動き出すとさすがに厳しくなりましたけれど、一瞬はやれるんじゃないかと思わせるほどの内容を見せてくれました。騎手的にはバッタリ止まった感じはなかったようですし、勝ちに行く競馬をして最後も踏ん張ろうとしたのですからよく頑張ったと言ってあげたいです。乾いた馬場ならもっとやれたのではないかとも思いましたし、結果は最良のものではなかったですが、悲観的になるような内容ではなかったはずですよ。この馬自身の時計も詰めてくれましたからね。ジョッキーからは“このクラスはすぐにでもやれるのではないか”とも言ってもらえましたし、今回の経験を糧に、またいい走りを、そしていい結果へとつなげていければと思っています」(尾関師)レースの経験を積むたびに内容が上達し、前走では見事に勝利を挙げてくれました。当初は阪神の牝馬限定戦へ向かおうとしたところが除外で叶わず、牡馬混合ではありましたが好走している舞台の中山に改めて矛先を向けて今回のレースへ挑みました。結果からすると跳ね返されはしたものの、積極果敢に勝負に挑んでくれましたし、見どころある走りだったと思います。今回それなりのレベルにあったように思えるメンバーに立ち向かっていった経験は今後に活きるでしょうし、このクラスでも未勝利のときのように経験を重ねながら力をつけ、再び勝ち星を挙げてくれる時が来ることを期待して待ちたいと思います。今後についてはレース後の状態を確認してから判断していきます。
★出走レース
3歳1勝クラス 2022年4月17日 中山5R ダ1800㍍
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