(レース回顧担当:BNK)
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当ブログの基幹シリーズ「ニンジン競馬クラブ週報」
当ニンジン競馬クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
当クラブはGⅠ馬キラーアビリティやその他のオープン馬・期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
★キラーアビリティ(ホープフルS)
それでは【2022年3/26・27レース回顧】オノリス・コーディアル・シエルエトワール【キャロット一口馬主】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKのレース観戦記から…
◆GⅠレース観戦期〜高松宮記念◆
2022年春のGⅠ戦の開幕戦はスプリント王決定戦の高松宮記念、前年覇者のダノンスマッシュは引退、スプリンターズステークス覇者のピクシーナイトは香港のレースで骨折し戦線離脱という事で両レースで2着であったレシステンシアが1番人気に支持されてレース当日を迎える事となった。
前日の雨の影響で馬場は重、スプリント能力だけではなく重馬場の巧拙も問われる戦いとなった。
注目のスタートほば一線のスタートからハナを切ったのはレシステンシア、ジャンダルム、キルロードが差無く続いていく。
重馬場ながら淀みの無い流れで前半の3Fは33.4のハイペース。
レシステンシアが後続に突かれる隊列のまま直線に。
残り200mの地点でレシステンシアが一杯になりキルロードが抜け出したところに内からナランフレグ、トゥラベスーラ外からロータスランド、メイケイエールが襲い掛かる。
ナランフレグが僅かに抜け出したところがゴール、初の重賞制覇がGⅠという大偉業を成し遂げた。
2着にはクビ差でロータスランド、3着にはハナ差でキルロードが入った。
勝ったナランフレグ、父ゴールドアリュールという事で当初はダート戦に使われていたが新潟の千直で勝利してからは芝の短距離戦に戦いの場にしてきた。
前哨戦のシルクロードステークス、オーシャンステークスを堅実に駆けていたものの血統、鞍上共に地味な印象を与えたのか8番人気での出走となった。
1枠を活かしてインのコース取りに執着した丸田騎手の好騎乗も光った。
丸田騎手はGⅠ初制覇。
勝利ジョッキーインタビューに感動したファンも多かったのではないだろうか。
2着のロータスランドは初のスプリント戦であったが調子の良さを生かしてあわやというシーンを見せた。
道悪も得手としている感じだ。
今後レースの選択肢は増えたといえる。
3着のキルロードは先行勢で一番踏ん張った。
中京1200mの不良馬場で快勝歴があり、道悪適性は自上位2頭よりもあったのかもしれない。
この馬に本命を打っていたトラックマンがいた事に驚きを隠せない。
1番人気のレシステンシア、∔18㎏の馬体重は全てが成長分という訳ではないだろう。
逃げる形になったのも想定外であったしハイペースそして何より突かれる形になったのが痛かったのではないだろうか。
それでも大負けはしておらず条件が好転すれば巻き返しは可能であろう。
(担当:BNK)
◆先週のレース回顧◆
◉オノリス
◉ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎
(ラストバブル)
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
3月26日(土) 中京9R 4歳以上2勝クラス 天白川特別に出走。(1900m ダート重)
今回は3ヵ月弱の休み明け、最近では鉄砲がきく印象があり想定段階での印は結構入っていたがファンの方が良く分かっており9番人気での出走となった。
スタートは互角に出て中団前目からのレースとなる。
前半の1000mは1:03:4のミドルペース。
気分良く追走していたが直線に入ってからは伸びを欠き流れ込む形でのゴールで7着でのゴールとなった。
今回は休み明けでもあり妥当な結果であろう。
叩いての変わり身に期待したい。
★陣営のコメント
22/3/26 吉田厩舎
26日の中京競馬ではスタートから促して中団につけていく。勝負どころから懸命に押して進出を開始するが、直線で追ってからはなかなか伸び切れず7着。「いい競馬とならず申し訳ありませんでした。馬は最後まで諦めず頑張ってくれていたのですが、ジョッキーは『前の馬も止まりませんでした』とのことで、今日は休み明けということもあり、やはり少し重たかったのかもしれません。使ったことでまた良くなってくるとは思いますが、まずは反動などないかどうか、レース後の状態をよく確認しておきます」(吉田師)ここまで安定して走ってくれていますし、あともうひと押しを期待したのですが、最後に伸び切れなかったのは久々の分でしょうか。着順ほど負けているわけではありませんから、一度使ったことで上向いてきてくれればと思います。この後についてはまずトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
★出走レース
天白川特別 2022年3月26日 中京9R ダ1900㍍
◉コーディアル
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
3月27日(日) 阪神9R 4歳以上2勝クラス四国新聞杯に出走。(2000m 芝稍重)
2ヵ月弱間隔が空いたがしっかり調教を積んで捲土重来を目指しての出走となった。
スタートは互角に出たがスタンド前からやや行きたがる素振りをみせる。
向正面では前に馬を置けず終始外目を回る形になるがずっと掛かりっぱなし。
直線ではもうお釣りがなく最後方から流れ込むだけに終わってしまった。
トライアビットと言う馬具を使用して制御力を高めようとしたがあまり効果は無かったようだ。
能力は高いが今後も折り合いが課題だ。
★陣営のコメント
22/3/27 高野厩舎
27日の阪神競馬では五分のスタートから少し促して中団へ。ペースが落ちたところでやや行きたがる素振りを見せつつの追走になり、外を回されて直線は余力がなく8着。「今日はこのような結果になり申し訳ありませんでした。ジョッキーには“あまり折り合いばかり気にしないで勝ちに行くポジションを考えて欲しい”と話したのですが、結果的にはその言葉が裏目に出たように思います。スタートダッシュがつきにくいタイプで、促していったところハミを取りだして、そこからまたペースがガクッと落ちてしまったんですね。ジョッキーも“前に乗りかかりそうになったのでいったん外に出したら、そのまま押し出されてしまいました”と話していました。今日ぐらいスタート自体が良ければ、勝ち馬ぐらいのポジションでゆったり進めた方が良いのかもしれません。今日はレースのほとんどをかかったままで終わってしまい、考えうる一番悪い競馬になってしまいましたし、厩舎としてももう少しコントロールが利く状態でジョッキーにバトンを渡せるようにしなくてはならないと反省しています」(高野師)前走からリフレッシュを挟んで良い状態でレースに臨めましたが、結果的に折り合いを欠いたままずっと外を回る形で、今日はすべてが悪い方に向いたような内容になってしまいました。能力の高さは間違いのない馬ですし、今日の敗因も見えていますから、次は巻き返してもらいたいところです。この後は馬体を確認してから検討します。
★出走レース
四国新聞杯 2022年3月27日 阪神9R 芝2000㍍
◉シエルエトワール
◉BNK・トウシロひかる厩舎
(BNK)
(トウシロひかる)
★BNKのレース回顧
3月27日(日) 阪神1R 3歳未勝利戦に出走。(1800m ダート重)
牧場から帰厩して坂路で平凡な時計を2本出しただけ。
さすがに厳しいと思われたが減量の女性騎手を起用して出走してきた。
馬体重は±0の394㎏、放牧明けでも体重は増えてこなかった。
スタートは互角に出てダッシュを効かせなんとか馬群の中団辺りまで取り付ける。
前半800mまでは馬群に付いていっていたが徐々に置いていかれて4コーナーではもうカメラに収まらないところまで取り残された。
結果勝ち馬から11.6秒離されタイムオーバーの16着に終わった。
まだ競走馬としての体力がついていない状態でありしばらくは馬体の成長を促す必要がある。
時間との闘いにもなり見通しは厳しい。
★陣営のコメント
22/3/27 高柳大厩舎
27日の阪神競馬では五分のスタートから促して行くも、向こう正面から徐々に下がり、3コーナー手前では離れた最後方に。そこからは最後まで差を詰められず16着。気性面や馬体の細化も考えて10日競馬を選択しましたが、プラスマイナス0の馬体重と馬体は増えないままの出走になりました。初ダートで脚抜きのいい軽い馬場は悪くないかと思われたのですが、前に行きたい馬が多くなる展開も却って合わなかったようで、途中からは苦しい競馬になってしまいました。やはりもう少し馬体面での成長が欲しい現状ですし、この後は条件面の再考も含めて放牧も視野に入れていくことになりそうです。
★出走レース
3歳未勝利 2022年3月27日 阪神1R ダ1800㍍
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