(レース回顧担当:BNK)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは【2021年8月14・15日レース回顧】グランデマーレ・シュガービート・ベレヌス【キャロット一口馬主】スタートです!
◆今週のレース展望◆
◉グランデマーレ
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
日曜新潟 11R GⅢ関屋記念に出走。(1600m 芝良)
条件戦を2連勝しての重賞挑だったが、三か月の休み明けという事もあり伏兵扱いの7番人気での出走となった。
スタートは互角に出たが外から先行する馬が複数いたためインコースの中団でレースを進める形になった。
道中首を振って気の悪さを見せるシーンもあった。
前半の1000mは58.1のミドルペース。
直線に入っても馬場の悪い内に閉じ込められる形となり残り200mの地点でようやくスペースができ馬場の4分どころまでは出す事ができジリジリ伸びてきたが5着の入線となった。
初の古馬重賞挑戦、休み明け、最内枠と条件は厳しかったがそれでも能力のあるところは示す事が出来た。
マイルから2000m辺りで条件が合えば重賞勝利も夢ではない。
次走に注目したい。
★陣営のコメント
21/8/15 藤岡厩舎
15日の新潟競馬では道中は中団のインから脚を溜める形で進める。直線は馬場の内目から徐々に外へ進路を取り、最後までしっかり伸びてはいるが5着。「う~ん、あともう少しだったんですけどね…。ジョッキーの話では『スタートから出していくことも考えたけど、ちょっと右にモタれるところがあり、コーナーをうまく回れない恐れもあったので控えました。以前よりムキになる面も解消されていますし、距離はもう少し延びても対応できると思います』とのことでした。負けてしまったことはもちろん残念ですが、この馬自身も最後まで伸びて僅差の競馬ができていますし、重賞でも十分やれる手応えは掴みましたから、また次で頑張りたいです」(藤岡師)昨秋の東京で大敗して以来、じっくり時間をかけて立て直してきたことが奏功したようで、今年に入ってからは強い内容で2連勝。そして再び重賞の舞台に歩を進めることができました。最後はわずかに届きませんでしたが、それでも33秒台の上がりを使って勝ち馬とはコンマ3秒差ですから、改めて素質の高さを示せたレースだったのではないでしょうか。この後はまず状態を確認してからプランを検討していきます。
★出走レース
関屋記念(GⅢ) 2021年8月15日 新潟11R 芝1600㍍
◉シュガービート
◉天然総帥厩舎
(天然総帥)
★BNKのレース回顧
土曜新潟 5R 2歳新馬戦に出走。(1600m 芝良)
424㎏の小柄な馬体で目立った時計も出ていなかった事もあり10番人気での出走となった。
レース直前に放馬したが走ったのは1ハロンほどでレースに影響はないとされそのまま出走となった。
スタートは良く前半は2~3番手を追走する。
前半の1000mは1:00:7のスローペース。
直線半ばまで先行馬群で粘っていたが残り1ハロンで失速、10着に終わった。
小柄な馬で叩いての上積みがどれくらいあるのかは分からないが先行したスピードは評価したい。
★陣営のコメント
21/8/14 池上厩舎
14日の新潟競馬ではまずまずのスタートを切り先団の内目に付ける。終始促しながら動かしていき直線へ向かうが、半ば以降で踏ん張り切れなくなり10着。「まずはレース前にご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。普段は比較的おとなしいのですが、今日は初めての環境に神経質になっていたのか、装鞍所からビクビクしていたんです。そういう精神状態にあることをジョッキーにも伝えておいたのですが、スタートに備えるときに前の馬が尾っぽを振ったのに驚いてひっくり返るような格好になってしまったんです。さすがにジョッキーもその形ではコントロールできずに放馬してしまったのですが、走った距離はひとハロンあるかないかというもので、体力面での大きな影響はそこまでなかったのかなと思えました。実戦ではセンスのあるところを見せてくれました。ジョッキーも“まだ速い脚を使えませんでしたが、センスがいいので先々良くなってくれるはずです”と言ってくれました。育成当初から血統的に見ても馬体を見てもやや晩生タイプかなと思っていた馬でしたし、極端に馬場が悪化しているわけではないものの内外の通ったところの差もあったでしょう。着順は良いものではなく申し訳ないのですが、内容は悪くないと思えますし、この経験を今後に活かしていければと考えています」(池上師)ゲート試験合格後も調整は比較的スムーズに進められ、夏のうちのデビューを叶えることができました。調教の様子からまだ体を存分に使い切ることができず、体力不足の感は否めなかったので馬場悪化は歓迎材料ではありませんでしたが、それでも最後まで頑張って走っていたように思います。結果は良くありませんでしたけれど、今回の経験が今後につながるでしょうし、今後も適度に間を挟みつつ実戦を積みながら体力を構築し、成長を図っていければと考えています。この後について決める前に、まずは初めての競馬のあとでもありますので、状態面の変化をしっかりと把握していきます。
★出走レース
2歳新馬 2021年8月14日 新潟5R 芝1600㍍
◉ベレヌス
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
日曜小倉 10R 3歳以上3勝クラス博多特別に出走。(2000m 芝稍重)
少頭数で手ごろなメンバー構成、馬場状態が心配されたが3番人気での出走となった。
注目のスタート、逃げるか番手の競馬か予想は分かれていたが鞍上の西村騎手は迷わず先頭へ。
少し内を空けながら馬群を引っ張る。
首を大きく使っての気合の入った掛けっぷりで向正面へ。
前半の1000mは1:03:2のスローペース。
手応えよく4コーナーから先頭で直線へ。
前半楽をしている分脚色は全く衰えず上がり3F34.5でまとめて後続を寄せつけず1着でゴール。
2着に2馬身差を付ける完勝であった。
デビュー以来、ここまで大きな故障も無く地道に力をつけ成績を残していきこれでオープン入り、逃げた時のしぶとさはオープンでも通用すると思われ次走以降が本当に楽しみだ。
★陣営のコメント
21/8/15 杉山晴厩舎
15日の小倉競馬ではスタート良く行き脚がついてスムーズに先手を奪う。そのまま後続を引きつけつつ逃げ、勝負どころからジワッと引き離し、直線は馬場の良いところに持ち出してしっかり伸びると危なげないリードを保って優勝。「今日はありがとうございました。少頭数で、不利を受けづらい大外枠でしたからいい競馬になるだろうと思っていましたが、やはりリズム良く運べると強いですね。ジョッキーは“注文が付きづらい少頭数のレースでしたし、普通に回ってきただけで結果を出すことができました”とうれしそうでした。4コーナーから馬場の良いところに持ち出したのでラチに頼れない状況でしたが、モタれることなくしっかり脚を使っていたそうです。このあたりは前走内田騎手がビシッと乗ってくれたことがここに繋がったような気がします。とにかくこれでオープン馬ですから、これからも上を目指して頑張ります」(杉山晴師)一時期は気持ちが切れたようなレースもありましたが、やはりスムーズに先行できれば強いと改めて感じる一戦でした。ジョッキーもこの馬のことは手の内に入れていますが、その中でもモタれなくなっているところなどは成長を感じているとのことですし、これからがますます楽しみです。この後は馬体を確認してから検討します。
★出走レース
博多S 2021年8月15日 小倉10R 芝2000㍍
いかがだったでしょうか!
以上が【2021年8月14・15日レース回顧】グランデマーレ・シュガービート・ベレヌス【キャロット一口馬主】でした。
それでは次はレース展望でお会いしましょう。
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