(レース回顧担当:BNK)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは【2021年6月27日レース回顧】キラーアビリティ・サクセッション・スターオブエイジア・レガーメダモーレ【キャロット一口馬主】スタートです
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆2021年GⅠレース観戦記〜宝塚記念◆
2021年春のGⅠ最終戦はグランプリ宝塚記念、春先に予想されていたメンバーからするとかなり数が減ってしまったがそれでもグランプリ3連覇を目指すドバイ帰りのクロノジェネシス、無敗で大阪杯を制したレイパパレ、GⅠでも必ず好走するカレンブーケドール等が出走してきた。
週初めでは雨予報で道悪での競馬が想定されていたが天気予報は外れ馬場は良馬場で今年は変則開催でもあり芝のコンディションも良好の中レースは行われた。
注目のスタート、キセキが外に膨らむ感じとなり内の2頭の先行争いとなった。
レイパパレは先行しながらもユニコーンライオンとの並走は避けて相手が行くなら行かせるという感じで1コーナーへ。
結局ユニコーンライオンがハナ、レイパパレは2番手で落ち着いた。
3番手にキセキその直後にクロノジェネシス、カレンブーケドール、アリストテレスの順で隊列ができた。
前半の1000mは1分ちょうどのスローペース。
3コーナーからユニコーンライオンがペースを上げてレースの流れが速くなる。
4コーナーでユニコーンライオンの鞍上坂井騎手の手が激しく動きレイパパレは後続の脚を測りながら交わしにかかる。
直線、レイパパレがユニコーンライオンを交わすのに手こずる中、3馬身程後ろからクロノジェネシスが唯1頭前の2頭を捉えにかかり並ぶ間もなく交わし去って更に21/2馬身差をつけてゴールした。
2着には差し返したユニコーンライオン、3着にはレイパパレが入った。
勝ったクロノジェネシス、有馬記念の後はドバイシーマクラシックに参戦、現在世界最強と言われているミシュリフとタイム差無しの大接戦を演じた。
ここは帰国初戦となったが馬体も増えて更にパワーアップ完全な前残りのレースをいとも簡単に差し切って現役最強の力を見せつけた。
秋には凱旋門賞参戦も噂されているがひょっとしたらの期待を持たせる一戦であった。
2着のユニコーンライオンはここにきて急速に力をつけてきた。
前走が余りにも恵まれた感があった為、今回も伏兵扱いであったがマイペースの逃げを打ち逃げ粘った。
4コーナーで死んだふりの坂井騎手の好騎乗も光った。
3着のレイパパレ、初の2200mで番手からの競馬更に若干道中掛かっていたを考えると今回の敗戦は致し方ないと考える。
秋には更に成長した走りを見せてくれるはずだ。
(担当:BNK)
◆先週のレース回顧◆
◉キラーアビリティ
◉天然総帥厩舎
(天然総帥)
★BNKのレース回顧
日曜阪神 5R 2歳新馬戦に出走。
素質馬が集まるこの時期この施行条件の新馬戦、同馬もディープインパクト産駒鞍上ルメールと言うことで2番人気の支持を集めた。
スタートは互角に出たが前進気勢に欠け鞍上のルメール騎手は押っ付けて馬群の後方を追走する。
前半の1000mは1:00:2のミドルペース。
新馬戦としてはレースは流れた。
直線は外に出して前を追うが勝ち負けに絡む感じではなく大きく出遅れたローマンネイチャーにも差されて5着に終わった。
叩いての良化に期待したいがクラシックを意識していた馬だけに落胆の方が大きい。
★陣営のコメント
21/6/27 斉藤崇厩舎
27日の阪神競馬でまずまずのスタートから促しつつ中団につけていく。直線で外から脚を伸ばそうとするも上位3頭との差はなかなか詰まらず、最後は後ろから来た馬にも差されて5着。「いい結果とならず申し訳ありませんでした。レース後にルメール騎手の話を聞くと『スタートして最初は忙しかったのですが、3コーナーくらいからハミを取っていい感じで走れていました。直線で坂を上がってから疲れてしまいましたが、馬はまだまだ幼いですし、いい勉強になったと思います』とのことでした。負けてしまったことは残念ですが、初戦としては決して悪い内容ではなかったと思いますから、実戦を経験したことでまた良くなってきてほしいですね」(斉藤崇師)気性面などまだ課題が残る現状ではありますが、直線は一瞬伸びそうな構えを見せてくれましたし、経験を重ねながら成長してきてくれればと思います。この後についてはまずトレセンで馬体をよくチェックしてから検討していきます。
★出走レース
2歳新馬 2021年6月27日 阪神5R 芝1800㍍
◉サクセッション
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
日曜東京 11R 3歳以上リステッドパラダイスステークスに出走。(1400m 芝良)
抜けた馬がおらず混戦模様の一戦だったが同馬は9番人気で伏兵扱いでの出走となった。
スタート良くスッとインコースの好位を確保してレースを進める。
前半1000mは59.2のスローペース。
直線に向き逃げたキルロードの脚が止まらず前の馬での決着となる中前にいて唯一この馬だけが脱落してしまい14着に大敗してしまった。
1200mならスプリント特性も問われるが1400mでこの結果はいただけない。
やはりダート転向しか不振打開の道は無さそうだ。
★陣営のコメント
21/6/27 国枝厩舎
27日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り先団につける。手応えよく直線へ向かうが追ってから思うような伸びが見られず後退し、14着。「使いつつ徐々に良くなってきているかなとは思っているものの、なかなか競馬では思うように変わってこないですね。終いはピリッとしませんでした。前回とは違い入りからいいなと思えましたし、道中も悪くないと思えたのですが、ペースが遅い間はいいもののペースが上がり出すとギアを思うように上げられないといった様子ですからね…う~ん…。現状辛いところではあるのですが、肉体的、精神的に苦しいところがないかも含めてレース後の状態をしっかりと見ておきます。なかなか思うように行かず申し訳ございません」(国枝師)脚部不安による長期休養が明け、年明けから再始動し、今回で4戦目を迎えました。スタートが決まったこともありますが、前走とは違い好位5番手につけられ、上々の行きっぷりでこれならと思えるほどの進みっぷりだったのですが、直線へ向き追い出してから思うような伸びが見られませんでした。使いつつ芯が入ってくるのを待っている状況なのですが、結果がなかなか上向いてこないだけに悩ましいです。レース後の状態をしっかりと見極めたうえで今後について検討していきます。
★出走レース
パラダイスS 2021年6月27日 東京11R 芝1400㍍
◉スターオブエイジア
◉天然総帥・トウシロひかる厩舎
(天然総帥)
(トウシロひかる)
★BNKのレース回顧
日曜東京 3R 3歳未勝利戦に出走。(1800m 芝良)
近走内容の良い馬が同馬を含めて数頭おり混戦模様であったが4番人気の支持を受けての出走となった。
課題であったスタートを決めて外目の好位5~6番手を追走。
折り合いもついていた。
1000m通過は59.7のミドルペース。
直線に入り外に回して前を捉まえにかかるが2番手から抜け出したネグローニに並びかけたところで一杯となり捉まえきれず後続にも差されて4着に終わった。
走破タイム、上がりタイム共に未勝利では高水準のレベルでありいつ勝ち上がってもおかしくはない。
長く脚を使えるタイプではないので次の小回り福島で決めたい。
★陣営のコメント
21/6/27 宮田厩舎
27日の東京競馬ではまずまずのスタートから先団の外を追走する。直線では先頭に並びかけるところまで行ったが、最後は後ろから来た勝ち馬らの脚が上回り4着。「今回は出張馬房を確保できたことで土曜日の出走馬と一緒に移動して競馬場に一泊する形で臨みました。輸送は問題なく、当日まで落ち着いて過ごせていたのは良かったですね。さすがに返し馬から多少気は入ったものの、許容範囲内。ゲートは直前に練習しましたが、正直、ちょっと怪しかったです。競馬でも駐立で少し危ない面はありましたが、ジョッキーが上手く対応してくれました。枠なりに外々を回りすぎないよう内の馬の出方を見ながらにはなりましたが、前から離され過ぎないポジションを確保でき、直線では先に抜けていた馬に並びかけられました。そこから抜け出せれば良かったけど、結果的には後ろから鋭く伸びた馬たちに交わされてしまい、なおかつ前にいた馬にも届かない悩ましい結果になってしまいました。前走より間違いなくいい形を作れていただけに悔しいですし、申し訳ありません。ジョッキーに話を聞くと、“脚捌きは特に気をつけていたけど、返し馬はむしろ前走よりも良く感じました。競馬でも問題なく走れていたのでこれならと思えましたが、直線で勝ち馬が並んだくらいで左手前に戻ってから、ちょっと突っ張り気味になってしまった”とのことでした。上位の力はあるだけに、展開や馬場、メンバーなどが噛み合えばまた違うのでしょうが、週中時点での天気予報より崩れなかったのもありますし、今日は速い脚を使われて厳しくなってしまいましたね…。レース直後の歩様は特段気にならなかったものの、競馬の中で硬さも見られたので、まずはしっかりレース後の状態を確認していきます」(宮田師)前走が初めての東京競馬でしたが、そこではスタートがもうひとつで厳しい競馬を強いられました。今回もゲートで怪しい雰囲気はあったものの、何とか体勢を整えて流れに乗せてくれました。そのままリズムを整えつついい手応えで直線へ向くことができましたが、最後は上がり3ハロン33秒台を使った勝ち馬らの勢いが勝りました。競馬の形は作れているだけに悔しい限りです。今後はレース後の状態をしっかり見極めてから判断していきます。
★出走レース
3歳未勝利 2021年6月27日 東京3R 芝1800㍍
◉レガーメダモーレ
◉トウシロひかる厩舎
(トウシロひかる)
★BNKのレース回顧
日曜東京 1R 3歳未勝利戦に出走。(1600m ダート良)
11か月振りの出走で+32㎏パドックの周回でも太目残りは歴然としていた。
スタートは普通に出たが初戦とは違い中団からの競馬となる。
周りに馬がいなかった事もあり道中の走りっぷりは良く見えた。
1000m通過は1:00:8の平均ヘース。
直線に入り前との差を詰めにかかるが直線半ばで一杯になり8着で入線した。
脚元の関係でなかなか十分な調教が積めない為長期休養明けの今回太目残りでの出走は致し方ない。
叩いていくらかでも馬体が絞れてくればチャンスは近い。
★陣営のコメント
21/6/27 萩原厩舎
27日の東京競馬では一歩目は出たものの行き脚がつかず、その後押し上げて前へと迫っていきたかったが直線では思うような伸びはなく8着。「馬の出来だけを考えるともう1~2週ほど乗ってから送り出すのがベターかなと思ってはいたものの、動けていましたし、脚元のことを最優先と考えて今週の出走を選択させていただきました。返し馬から、もう少し状態を起こして体を使えるような走りができればと思えましたので、やはり少し早かったですかね…。申し訳ございません。それに競馬自体も上手く行きませんでした。かかったり窮屈になったりとロスがありました。特にふたハロンくらいハミを取ってグーッと進んでしまったのは痛かったですね。大きなフットワークで走る馬なので広い東京がベターという見方もしていたのですが…。素質はあると思うのですが、現段階では注文がいろいろついてしまうのは否めません。ただ、悲観的になりすぎてもいなくて、上がりの息遣いなどは良かったですから、この経験を活かして何とか次走での巻き返しを狙いたいです。脚元のことがあるので連戦は避けることになるとは思いますが、まずはしっかりと様子を見ておきます」(萩原師)脚元の不安と向かいながらの調整ではありましたが、直前の動きに良化が見られたこともあり、今週の出走を決めて臨みました。喉の不安がいくらか和らいだことで何とかパフォーマンスが初戦から変わって欲しいと思っていたのですが、スタートからリズムよく進むことができず、ロスもあったからか、直線では思うような走りが見られませんでした。久々を一度使ったことで動けるようになってくれるのではないかという見込みもあるのですが、やはり脚元への反動は心配なので、今後についてはより慎重に見極めたうえでどうしていくか判断していきます。
★出走レース
3歳未勝利 2021年6月27日 東京1R ダ1600㍍
いかがだったでしょうか!
以上が【2021年6月27日レース回顧】キラーアビリティ・サクセッション・スターオブエイジア・レガーメダモーレ【キャロット一口馬主】でした。
それでは次はレース回顧でお会いしましょう。
◆一口馬主情報満載◆
↓↓↓
※当ブログはキャロットクラブ様より許可を得て画像や文章等を転載させていただいております。