(レース回顧担当:BNK)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは【2021年5月23日レース回顧】ククナ・プルミエロール【キャロット一口馬主】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆2021年GⅠレース観戦記〜優駿牝馬◆
2021年春のGⅠ第9戦は牝馬クラシック第2弾の優駿牝馬オークス、桜花賞2着のサトノレイナスがダービー参戦を表明し無敗の桜花賞馬ソダシの2冠制覇が成るかが注目される一戦となった。
前走逃げて競馬をした馬がおらずどの馬がレースを作るのか注目されたが逃げたのは武豊騎手騎乗のクールキャット、そして大外からステラリアも先行しにわかに忙しい競馬となる。
ソダシも先行したが何かリズム良くといった感じではなかった。
アカイトリノムスメはサダシの直後、ユーバーレーベンは中団でレースを進める。
前半の1000m通過は59.9としまったペース。
勝負どころで何頭かが外目を回って前との差を詰めて直線では横に大きく広がっての追い比べに。
ソダシが一旦先頭に立つがいつもの粘りはなく後続に飲み込まれる。
残り200mでユーバーレーベンが馬場の真ん中から先頭に立つとそのまま後続を振り切って1着でゴールした。
2着には内をついたアカイトリノムスメ、3着はハナ差でハギノピリナが入った。
ソダシは直線半ばで力尽き8着に終わって無敗での2冠達成はならなかった。
勝ったユーバーレーベン、2歳時からソダシと好勝負を演じておりその能力は証明されていた。
体調が整わず桜花賞は断念、賞金加算の為厳しいローテーションになってしまったが樫の舞台で見事にその能力を発揮した。
マイネル軍団として初のクラシック制覇、天国の岡田総帥もさぞかし喜んでおられる事であろう。
2着のアカイトリノムスメ、道中はソダシの直後につけていたが追い出しを遅らせてインコースをついて何とか脚を持たせて連対は死守した。
3着のハギノピリナは前走2200mの1勝クラスを快勝しその勢いのままGⅠ挑戦、展開も向いて見せ場を作った。
8着に敗れたソダシ、レース前半の走りはスムーズではなかったしペースも向かなかったがやはり本質的には距離が長かった。
(担当:BNK)
◆先週のレース回顧◆
◉プルミエロール
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
日曜中京 10R 3歳リステッド鳳雛ステークスに出走。(1800m ダート 稍重)
自己条件、芝の特別戦への登録もあったが頭数を考えてここに矛先を向けてきた。
スタートは互角だったが無理せずに最後方からの競馬となったが向正面では1頭だけかなり離されオープンのペースにはついていけない感じだった。
淀みのない流れで前半1000mは1:01:1。4コーナーで馬群が一団となった時にようやく馬群においついたものの直線はじりじりとしか伸びず9着に終わった。
格上挑戦で距離もこの馬には短く稍重の馬場状態で時計も速かった。
条件が向いておらず着順は悪かったがこの経験は今後に生きてくるであろう。
ひと夏と越えての成長を期待したい。
★陣営のコメント
21/5/23 寺島厩舎
23日の中京競馬ではまずまずのスタートも行き脚がつかず最後方を追走。淀みない流れで縦長の展開となり、直線はジリジリと脚を使ったが9着まで。「いい結果にならず申し訳ありませんでした。ペースが速めだったので後方からでも差し込めると思って見ていたのですが、馬場が湿っていた分前が残ってしまいました。とはいえ最後はバテた馬を交わして最後まで気持ちを切らさず脚を使っていましたし、ジョッキーも“乗りやすくキックバックも気にしていなかったし、最後までよく脚を使ってくれた”と話していました。このあたりは使いつつかなり良くなってきましたし、もう少しトモがパンとしてくればさらに良くなると思います」(寺島師)直線に向いたときはグッと良い反応を見せたのですが、前も止まらない展開で思ったほど差を詰められませんでした。とはいえ直線はしっかり脚を使っていましたし、レースぶりは徐々に良くなっています。今回は格上挑戦という形になりましたが、同世代のトップレベルと戦えるチャンスでもありましたし、この経験を次に活かしてもらいたいと思います。この後はいったん放牧に出す予定です。
★出走レース
鳳雛S 2021年5月15日 中京10R ダ1800㍍
◉ククナ
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
日曜東京 11R GⅠ優駿牝馬オークスに出走。(2400m 芝良)
桜花賞後一旦放牧に出されどのレースに使うのか注目されていたがチャンスがあるならという事でオークスの舞台に駒を進めた。
追い切りの動きも良くパドックでの馬体は前走よりよく見えた。
最内枠を引いた事でどのような戦法を取るか注目されたがスタートを決めての先行策、枠の利を生かした。
好位のインコースで折り合いをつけて追走。
レースはまずまず流れて前半1000mは1分を切って59.9で通過する。
直線で先行していたクールキャット、ステラリアは早々に一杯になりククナはソダシを交わして一瞬先頭をうかがうシーン、ほんのつかの間夢を見かけたが最後は脚が上がって7着に終わった。
上位入線馬はすべて差し追い込み馬であり先行勢では一番踏ん張った。
距離もこなせる事が分かり今後の選択肢もかなり増えてきたと思われる。
秋以降が楽しみだ。
★陣営のコメント
21/5/23 栗田厩舎
23日の東京競馬ではスタートを切ると促して好位につける。そのまま勝負どころから直線へ向いて仕掛けて前に並びかけていくが、最後は脚色が同じになり7着。「一瞬、夢を見ましたね。最後は苦しくなってしまいましたけれど、よく頑張ってくれました。武史もこの馬のこれまでのレースのこと、そして調教で跨って得た感触をもとに、よく考えてレースをしてくれたと思います。ゲートがちょっと怪しかったのですが、前後の動きはあったけれども立ち遅れるまでではなく上手く出してくれましたし、積極的にポジションを取って勝負に行ってくれました。負けはしましたが収穫もあった一戦でしたし、今後の成長の糧となってくれたらと思います。この後について決まっているわけではありませんけれど、この春は本当によく頑張ってくれましたから休ませてあげられればと思っています。時間をかけて脚元を含めて馬体に大きな問題などがないかをしっかりと確認してから天栄へ放牧に出すつもりです」(栗田師)前走は周りを気にしたり、自身のストライドが思うように伸びず進んでいかなくて思わぬ形で競馬をすることになりましたが、良い部分を見ることもできましたし、先々でその時の経験を活かすことができればと考えていました。当初は疲れも見られたので無理をしないことも考えていたのですが、順調に回復し、ここに来て成長も見られるようになってきたことから樫の大舞台への参戦を決めました。舞台設定が大きく変わりますし、母のようにいい走りを見せてもらいたいと願う思いで送り出したところ、直線でいったん先頭に立とうかというほどの力の入るシーンを見せてくれました。さすがに最後は苦しくなりましたけれど、人馬ともに素晴らしい走りを見せてくれたと思いますし、この舞台に歩を進めてくれた陣営に感謝の気持ちでいっぱいです。昨年から悔しい競馬が続いていたこともあり、ここまでコンスタントに使ってきましたから、このあとは基本的にお休みを考えています。その前に脚元等にトラブルがないかなどを慎重に見極めてから放牧に出して英気を養い、今以上に成長した姿を見せてくれたらと願っています。
★出走レース
優駿牝馬(GⅠ) 2021年5月23日 東京11R 芝2400㍍
(上記参照)
いかがだったでしょうか!
以上が【2021年5月23日レース回顧】ククナ・プルミエロール【キャロット一口馬主】でした。
それでは次はレース回顧でお会いしましょう。
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