(レース回顧担当:BNK)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは【2021年5月8日レース回顧】プルミエロール・サクセッション【キャロット一口馬主】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆2021年GⅠレース観戦記〜NHKマイルC◆
2021年春のGⅠ第7戦は3歳マイル王決定戦のNHKマイルカップ、クラシックからの転戦組はソングラインただ1頭で最初から「ここ目標」の馬が大半を占めた。
また前哨戦でもハイレベルな戦いを繰り広げており3歳短距離路線はかなり整備されてきたと考えていいだろう。
注目の先行争いであったが逃げると思われていたバスラットレオンがスタート直後に落馬、たった2秒で展開がガラッと変わってしまった。大外枠を引き控えると思われていたピクシーナイトが先頭に二番手にホウオウアマゾン、ランドオブリバティ、グレイイングリーンが続く。
グレナディアガーズは若干掛かり気味に好位を追走、その直後にソングライン少し離れた中団にシュネルマイスターが続く。
前半の1000mは56.9の淀みのない流れ。
4コーナーで抑えきれない感じでグレナディアガーズが外を回って前を飲み込みにかかる。
直線坂上でグレナディアガーズが先頭に立つがその外からソングラインが馬体を合わせにかかる。
50mほどの叩き合いからソングラインが抜け出したところにワンテンポ遅れて追い込んできたシュネルマイスターが並びかけたところがゴール。
際どい勝負となったが僅かにシュネルマイスターがハナ差制した。
2着にはソングライン、3着にはグレナディアガーズが入った。
勝ったシュネルマイスターは弥生賞2着で皐月賞の優先出走権を得ながらもここに標準を絞って見事勝利を勝ち取った。
初めての高速競馬も問題なくこなしスピード競馬への対応力も示した。
父キングマンという血統も魅力的であり気が早いが種牡馬としての期待値も非常に高い。
今後が非常に楽しみな一頭だ。
2着のソングライン前述の通り桜花賞からの転戦だったがその桜花賞は不利を受け大敗。
今回見事に巻き返したが最後に内にモタれて僅かながら遅れをとってしまった。
3着のグレナディアガーズは道中も掛かり気味で早目先頭から最後に一杯になった。
本質的にはもう少し短い距離が向いているだろう。
(担当:BNK)
◆先週のレース回顧◆
◉プルミエロール
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
土曜中京 6R 3歳1勝クラスに出走。(1900m ダート稍重)
スタートは互角に出たが無理せず後方から競馬を進める。
少頭数にしては流れる展開となった。
1000mの通過は1:02:0残り800m辺りから前との差を詰めにかかる。
直線では馬群に突っ込んで内にコースを取り一瞬伸びかけたがそこで脚色が鈍って5着での入線となった。
大きなスライドの走りっぷりはなかなか見応えがあり競馬を経験するにつれてレースっぷりもまともになってきた。
展開が向けば更なる上位進出も期待が出来そうだ。
★陣営のコメント
21/5/8 寺島厩舎
8日の中京競馬ではまずまずのスタートも出たなりで最後方を追走。そのままマイペースで進めて直線を向くと、最後はよく脚を使って5着。「今日は東京競馬場に臨場のためレースはモニターで見ていたのですが、悪い内容ではなかったかなと思います。スタートはまずまず出ていますが、無理せずマイペースに運んで最後脚を使う、現状はこういう形が一番合っているのでしょう。ブリンカーを外しても問題ありませんでしたから、精神面の成長も感じますし、いずれは芝の長いところも考えたいですね。この後については馬体を良く見てから考えます」(寺島師)後方からの競馬になりましたが、マイペースで無理なく追走できていたようですし、結果的には展開も合い、最後はなかなか見どころのある脚を見せてくれました。まだ馬体にも緩さを残す馬ですが、ブリンカーを外してもしっかり集中が続くようになったあたりは成長を感じますし、これからもっと良くなってくるでしょう。この後は馬体を確認してから検討します。
★出走レース
3歳1勝クラス 2021年5月8日 中京6R ダ1900㍍
◉サクセッション
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
土曜新潟 11R 4歳以上リステッド谷川岳ステークスに出走。(1600m 芝良)
ようやく待望の芝のマイル戦への出走が叶った。
スタートは互角に出たがその後のダッシュが一息で固まった馬群ではあったが最後方からレースを進める事となった。
道中の流れは遅く前半の1000mは59.3のスローペース。
馬群は一団のまま直線へ。
各馬荒れた内を避けて直線は外に出すがサクセッションは大外から追い上げるも前が止まらない展開となり6着に終わった。
特に見せ場もない競馬であった。
好走歴のある府中や中山のマイル戦に今後いい状態で出走出来るとは限らずここはダート戦への転戦を強く提案したい。
調教は動くし何といっても父キングカメハメハ、ダート戦が向かないはずがない。
★陣営のコメント
21/5/8 国枝厩舎
8日の新潟競馬では最後方からの競馬になる。直線へ向いて追い出すもジリジリと伸びてくるにとどまり6着まで。長期休養明けから今回3戦目で、中間の様子からも徐々に復調してきているのではないかと思えたことからここで復活と言える結果を出してくれないかと期待したのですが、残念ながらその願いは叶いませんでした。直線では少しでもいいところを選んできたこともあってか上がり2位タイの脚を使っていますが、前が残ってしまう展開では厳しかったと言わざるを得ません。スタート後から鞍上が促しているにもかかわらず、馬群一団の中とは言え一番後ろに位置してしまいましたし、悪化してきている馬場状態の影響もあったのかもしれません。歯がゆい状況が続きますが、巻き返すことができると信じていますし、気持ちを切らさず今後へ向かっていければと考えています。この後については状態を確認したうえで判断していきます。
★出走レース
谷川岳S 2021年5月8日 新潟11R 芝1600㍍
いかがだったでしょうか!
以上が【2021年5月8日レース回顧】プルミエロール・サクセッション【キャロット一口馬主】でした。
それでは次はレース回顧でお会いしましょう。
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