(レース展望担当:ラストバブル)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは【2021年4月10・11日レース展望】ククナ・ブレッシングレイン・フルヴォート【キャロット一口馬主】スタートです!
その前にGⅠレース恒例、BNKの観戦記から…
◆2021年GⅠレース観戦記〜大阪杯◆
2021年春のGⅠ第3戦は大阪杯、去年の牡馬三冠馬コントレイル、去年の最優秀短距離馬グランアレグリアが対決する一戦という事で大きな注目が集まった。
お昼過ぎまで何とかもっていたお天気も午後に入って急速に悪化、大阪杯と同距離の9R明石特別は2勝クラスで稍重のコンディションで勝ち時計は2:01:4、その後も雨は降り続き馬場は急速に悪化、大阪杯発走時には馬場は重となった。
注目の先行争いは内からサリオスが好スタートを決めたがレイパパレが注文をつけて先手を奪う。
人気どころは3番手にサリオスその後ろからグランアレグリア、コントレイルはかなり後方からの競馬となった。
前半の1000mは59.8とこの馬場としては速いペースでレースが進む。
3コーナーから4コーナーにかけてグランアレグリアとコントレイルが並んで上がってきて直線手前ではレイパパレの直後にサリオス、グランアレグリア、コントレイルが並びやはり人気3頭での争いになるのかと思われた。
直線に入るとレイパパレは馬場の良い真ん中に進路を取り逃げ込みを図る。
その脚色は衰えず残り100mでは決定的な差がついてしまう。
そのままレイパパレが後続に4馬身差をつける圧勝でGⅠタイトルを獲得した。
2着には仕掛けを遅らせて追い込んできたモズベッロが入りコントレイルは3着、グランアレグリアは4着に終わった。
勝ったレイパパレ、昨秋の秋華賞を無念の抽選落ちで同日の条件戦を馬なりで圧勝、出走していれば或いはと思わせた。
その後チャレンジカップも勝って重賞制覇、5連勝で大阪杯に臨み見事GⅠ初挑戦でタイトルを掴んだ。
前走は道中引っ掛かっていたがそれでも勝利、今回迷う事なく先手を取ったのがかえってよかったのかもしれない。
道悪も得意のようだ。馬体重422㎏でのGⅠ制覇は過去最少馬体重での記録となった。
2着のモズベッロ昨年の宝塚記念でも道悪競馬で穴をあけたが道悪はかなり得意なのだろう。
休み明けの有馬記念からレースを使って状態も上向いていたようだ。
3着のコントレイル、道中の位置取りが悪くそもそも道悪は不得手なのだろう。
勝負どころで上がってきたが直線半ばで力尽きた。
それにしてもモズベッロに差されたのはいただけない。
次走での巻き返しに期待したい。
4着のグランアレグリア、距離経験は1600mまでで今回初2000m戦おまけに道悪、常識的には難しかったか。
秋の天皇賞なら2000mの克服は十分可能と考える。
(担当:BNK)
◆今週のレース展望◆
◉ククナ
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★ラストバブルのレース展望
G1の舞台で抽選を突破した馬が好走する事がよくある。
運があるからと言われたりもするが、本当にそうなのだろうか⁈
クラシック競争への出走は馬主、調教師にとって目標であり、夢である。
権利を取る為に賞金を加算したり、トライアルに出したりと無理を重ねるものである。
しかし本番で出涸らしになり、惨敗する。
抽選組の中にはそれを嫌い、好走出来る状態で虎視眈々と狙っている馬がいるからではないだろうか。
昨年のデアリングタクトも抽選馬ではなかったが、出走ボーダーにも関わらずトライアルは使わなかった。
ククナは今までのところ運が有る馬とは到底言えない。
初戦も放馬で負け、3戦目も前が開かず猛追するもソダシの2着。
師はこのレースでポテンシャルを感じ、桜を意識したのだろう。
4戦目はフェアリーSで無難にいけばいいものを敢えて輸送してシンザン記念に出走。
師は称賛ありと見ていたのだろうが、まさかの大外枠で万事休す。
クイーンも2着なら賞金加算で安泰と言う状況で小差の3着。
クイーンは本当に力があるなら勝たなければとも思うが、人気でマークされてのもので相手にも上手く乗られた。如何にも運がなくチグハグな馬生を送ってきた。
そんな同馬が抽選を潜り抜けて出走に漕ぎ着けたとなれば、大きな期待を寄せずにはいられない。
今までとは違い人気を背負うことなしに思い切ったレースが出来る事もプラスだ。
8番人気から2着に好走した母以上の着順を願う。
期待度B
★陣営のコメント
21/4/7 栗田厩舎
7日は美浦坂路で追い切りました(54秒8-39秒7-25秒6-12秒3)。「ニュージーランドT1本ならばまた違ったのですが、今回は桜花賞との両にらみで、できることならば阪神へ行きたいですから、阪神へ向かうつもりで調整を行っています。長距離輸送があることを踏まえ、今朝の追い切りは終い重点にしました。田辺に乗ってもらったのですが、動きは良く、好感触だったようです。“ストライドが伸びるタイプではなくどちらかというとピッチな走りをするので、綺麗にスムーズに立ち回ってしまうと小出しになってしまって却ってよくないかもしれない。なので、あえて詰まったような競馬をさせて溜めて終いの良さを活かすほうがいいかも”とも感じたようですね。このあたりは乗り手の感覚にもよるので必ずこうでないと…というわけではありませんが、いずれにしても良さを感じてもらえるような動きをしてくれたことはいいことですよね。あとは、抽選です。何とか突破してくれればと願っています」(栗田師)10日の中山競馬(ニュージーランドT・芝1600m)か11日の阪神競馬(桜花賞・牝馬限定・芝1600m)に出走を予定しています。
★出走レース
桜花賞(GⅠ) 2021年4月11日 阪神11R 芝1600㍍
◉ブレッシングレイン
◉天然総帥・ラストバブル・トウシロひかる厩舎
(天然総帥)
(ラストバブル)
(トウシロひかる)
★ラストバブルのレース展望
徐々に馬はしっかりとしてきているか。
珍しく酷評されなかった一週前のコメントに驚いていたが、今週はいつものキムテツ節に戻りワンペースとの言葉を頂きました。
ワンペースだからダートへとの意図はわからなくもないが、現実的には勝ち馬との着差は芝の時よりも拡がっています。
ディープだし、やはり芝の方がいいんじゃないですかね。
まあ1勝クラスならダートでも勝ち負けは出来るでしょう。
期待度B
★陣営のコメント
21/4/7 木村厩舎
7日は美浦南Wコースで追い切りました(67秒6-52秒8-38秒9-12秒3)。「今週の追い切りは先週と同じパートナーを含む形で併せ馬を行いました。ただし、今回は位置を入れ替えて、ブレッシングレインがパートナーらを目標にしながら追いかける形を採りました。5ハロン追いにして終いを伸ばすようにしましたが、持っているうちはいいものの、いざ追い出してギアを上げようとするところで物足りなさを覚えましたね…。ワンペース気味なところがある馬なので致し方ないところではありますが、求めてギアが入ってくるようになると変わってくるような気がするだけに悩ましいです。それでも、現状では態勢を整えられているのかなと思えますので、予定通り今週の競馬へ向かうつもりです。土日、両方にダート1800m戦が組まれていますが、今のところ土曜日のほうでルメールジョッキーに乗ってもらえるようにお願いをしています」(木村師)今のところ10日の中山競馬(4歳上1勝クラス・ダ1800m)にルメール騎手で出走を予定しています。
★出走レース
4歳上1勝クラス 2021年4月10日 中山R ダ1800㍍
◉フルヴォート
◉天然総帥・トウシロひかる厩舎
(天然総帥)
(トウシロひかる)
★ラストバブルのレース展望
デビューからの二戦もタイム、負けた相手を考えると悲観するものではなかった。
前走は当然の勝利であり、1勝クラスなら断然の存在だ。
調教は相変わらず絶好で、脚力の違いをみせつける。
ここを勝って5月2日の端午ステークスに進んで貰いたい。
期待度A
★陣営のコメント
21/4/7 西村厩舎
7日は栗東坂路で追い切りました(53秒1-38秒4-25秒1-12秒3)。「先週松山騎手に乗ってもらってしっかりやりましたので、今朝は坂路で単走、サラッと終い重点に時計を出しています。無理せず終いの反応は良かったですし、良い状態に仕上がりました。レースが楽しみです」(西村師)11日の阪神競馬(3歳1勝クラス・ダ1400m)に川田騎手で出走を予定しています。
★出走レース
3歳1勝クラス 2021年4月11日 阪神5R ダ1400㍍
いかがだったでしょうか!
以上が【2021年4月10・11日レース展望】ククナ・ブレッシングレイン・フルヴォート【【キャロット一口馬主】でした。
それでは次はレース回顧でお会いしましょう。
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