(レース展望担当:BNK)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは【2021年2月13日レース回顧】ククナ・ヴァーダイト・アグリューム【キャロット一口馬主】スタートです!
◆今週のレース回顧◆
◉ククナ
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
土曜東京 11R GⅢクイーンカップに出走。(1600m 芝良)
今回も1番人気に推されての出走となった。
スタートで若干安目を売ったが押してポジションを取りにいき中団の内目を追走する。
前半1000mは58.4と淀みのないペース。
馬群は一団で直線に入る。
ククナは馬群の真ん中で進路を探しながら抜け出しを図る。
先に抜け出したアカイトリノムスメを追う形で抜けてきたが差は詰まらずアールドヴィーヴルにも競り負けて3着での入線となった。
特に大きな不利が無かった一戦だが馬群の中でストレスのかかるレースであった。
しかし勝ち切れない事も事実。
ここで賞金を加算出来なかったのは桜花賞を狙うとしたら非常に手痛い。
★陣営のコメント
21/2/13 栗田厩舎
13日の東京競馬ではスタートで後手を踏むもすぐに中団につける。脚を溜めつつ直線へ向き間を突こうとしたが抜けられず3着まで。「タイトなスケジュールではありましたけれど、馬が対応してくれいい状態でレースへ送り出せたのでいい結果を期待したのですが、う~ん…ひと言で表せばツキがないと言いますか、上手く行かなかったですね…申し訳ありません。ゲート内でジッとできず後ろに重心がかかった時にゲートが開きました。すぐに挽回できたものの、理想はもうひとつ前の位置から運ぶことと思っていましたから、スタートを決められなかったことから理想のポジションを取ることができず、そのうえ、前を走る馬に翻弄され、後手に回ってしまいました。勝ち馬はいちばんスムーズ、2着馬も勝ち馬やククナを見ながら進められていた一方で、こちらは窮屈になり、スッと勢いをつけられませんでした。反応はしていましたから、スムーズな形であればまた違ったのではないかと思えるだけに本当に悔しいです。今後については状態を見てから決めていくことになりますが、見直さざるを得ないでしょう。それに、良くなってきているところなので、先々さらに活躍してもらうためにも成長の芽を摘まないような判断もしなければいけませんから、馬に合わせて慎重に対応していければと考えています」(栗田師)前走後、短期間ではありましたが立て直しを図り、帰厩後も順調に来ることができていましたので、いい競馬を見せてもらえればと期待をしていました。スタートのタイミングが合わずにヒヤッとしましたがスッと中団につけられましたし、あとは直線だけと思っていたのですが、残念ながら勝ち馬、そして外から来た2着馬の間を割って突き抜けるまでには至りませんでした。桜花賞への参戦を考えると最低でも賞金を加算しなければいけなかっただけに残念でなりません。まずはレース後の状態を慎重に確認し、調整を進めていくなかで今後どうしていくかを検討していくことになると思います。
★出走レース
クイーンC(GⅢ) 2021年2月13日 東京11R 芝1600㍍
◉ヴァーダイト
◉天然総帥厩舎
(天然総帥)
★BNKのレース回顧
土曜阪神 12R 2勝クラスに出走。(2000m ダート良)
前走1番人気の期待に応えられなかったが今回も1番人気での出走。
兄クリソベリルの威光はまだまだ健在であった。
横を向いている時にゲートが開きスタートは安目を売ったが押して好位に取り付ける。
ハナに行く気は無かったようだが逃げ馬が内を空けて進路を取ったため内からすくう形でハナに立つ。
抜かれたウインダークローズが競りかけてきたためペースが上がりこの距離では珍しいハイペースの競馬に。
向こう正面では後続も差を詰めてきて出入りの激しい競馬となる。
直線に入るとウインダークローズは早々に後退ヴァーダイトが力強く抜け出す。
後続に2馬身差を付ける完勝であった。
豊富なスタミナを見せつけた形で2勝クラスを卒業したが3勝クラスとなるとダートの長距離戦の鞍数も限られ少頭数での競馬も望めないだろう。
更なる自力強化を期待したい。
★陣営のコメント
21/2/13 音無厩舎
13日の阪神競馬では五分のスタートから最内枠を利してジワッと2番手に取り付く。そのまま内々でじっくり運び、直線半ばでスムーズに馬場の真ん中に持ち出すと、楽に抜け出して優勝。「今日はありがとうございました。私は東京競馬場に臨場していてモニター観戦だったのですが、逃げなくてもしっかり勝ち切ってくれて、収穫の多いレースだったと思います。現地のスタッフによるとジョッキーは“張ってくる馬がいたので少し下げたらペースが遅くなって、勝負どころでかなりごちゃついてしまいました。そこで少しだけハミを噛んだが、すぐに冷静になって淡々と自分のペースを貫き、集中してくれました”と話していたそうです。以前より馬が良くなっていると言ってくれたそうで、成長も感じますね。この後についてはまた馬の状態を見て考えます」(音無師)不良馬場の前走が今ひとつだったので、今回改めて期待していましたが、きっちり勝ち上がってくれました。ダートでは3戦2勝でなおかつ伸び盛りの4歳、これからの活躍が楽しみです。この後は馬体を確認してから検討します。
★出走レース
4歳上2勝クラス 2021年2月13日 阪神R ダ2000㍍
◉アグリューム
◉天然総帥厩舎
(天然総帥)
★BNKのレース回顧
土曜東京 4R 1勝クラスに出走。(1600m ダート良)
今回8ヵ月半振りの出走となった。
ここ数戦ゲートが悪かったが今回はスタートを決めてハナに立ってレースを進める。
途中で内から主張してくる馬がいた為控えて外目の2番手を追走する。
直線手前で鞍上の手が激しく動き直線ではズルズルと後退していき14着でゴールした。
今回は脚部不安後の休み明けであり大きくばてたのは仕方がない。
ゲートを互角に出た事、ダートで先行して競馬出来た事を素直に評価したい。
叩いての次走に注目だ。
★陣営のコメント
21/2/13 武井厩舎
13日の東京競馬では五分のスタートから促して先頭に立ち、途中から併走する形で進むが直線で踏ん張ることができず後退して14着。「調教の感触からやれるのではないかと期待を持っていただけに思うような結果を残すことができず申し訳なく思っています。ジョッキーに話を聞くと『今までのレースを見ていると、かかるからと構えて後ろの位置で力みながら走っているというものだったので頭に入れて臨んだのですが、スタートを出ましたし、まわりがあまり行こうとしないからそれならばと考えて前々で進めることにしました。今後のために砂をかぶせておくことも考えたのですが、今回は勝負に行ってみたんです。実際のところ折り合えていたし、いいかもと思えたのですが、直線へ向いて動かし出しても反応できなかったですね…申し訳ありません』とのことでした。適性に関しては何とも言えないということで、芝が無難かもしれないけれど今回は適性云々よりも久々というのが一番堪えた印象です。また、脚元に関して、深管を中心に完全に不安がなくなったというわけではないので、今後の状態次第でどうしていくか判断できればと考えています」(武井師)昨年5月の競馬後に脚部不安を発症したことから約9ヵ月ぶりの復帰戦となりました。脚元への負担ならびに脚質面を考えてダート戦へ向かってみたのですが、序盤は悪くなかったものの早々と鞍上の手が動くことになりました。調教の感触から動ける状態になってきているのではないかと捉えられましたが、やはり実戦となると違ったか対応しきれなかった印象を受けます。キャリアこそ少ないものの復帰前まではすべて一桁着順の成績を残していましたし、今回は長期休養明けということで度外視もできるはずですから、実戦経験を重ねながら復調していってくれたらと願っています。今後についてはレース後の状態を慎重に確認してから判断していきます。
★出走レース
4歳上1勝クラス 2021年2月13日 東京4R ダ1600㍍
いかがだったでしょうか!
以上が【2021年2月13日レース回顧】ククナ・ヴァーダイト・アグリューム【キャロット一口馬主】でした。
それでは次はレース回顧でお会いしましょう。
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