(ククナ:2歳未勝利)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは「ニンジン馬鹿クラブ週報」第47回目のスタートです。
◆ニンジン馬鹿クラブ週報◆
ニン馬鹿版「先週のレース回顧」
◉ククナ
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★BNKのレース回顧
日曜札幌1R 2歳未勝利戦に出走。
断然の1番人気でレースを迎えた。
今回はスタートを決めたが無理せずに後方からレースを進める。
4コーナー手前から外をまくって先団に取り付くと直線ではしっかりとした末脚を繰り出してあっという間に先頭に躍り出て見事1着でゴールイン。
差し競馬で勝ち上がったのは今後につながる。
母同様牝馬クラシックでの活躍に期待したい。
★陣営のコメント
20/8/23 札幌競馬場
23日の札幌競馬ではまずまずのスタートを切るも中団後方から。じっくりと進めて勝負どころで外から進出を開始して直線で追い出すとしっかりとした脚取りで伸びて優勝。「ありがとうございました。初戦は追い切りのときのアクシデントもありましたし、実戦ではちょっとゲートが遅かったので上手く行きませんでしたが、その後の調整が上手く行って今回のレースへ向かえたのが何よりでした。そして、勝って帰るということが一番の目的だったので、それも達成できてホッとしています。今日もゲート自体はそこまで速いわけではないものの一度使った分良化が見られましたし、追い出してからの瞬発力も見せてくれましたね。初戦、そして今回といい経験ができたのは間違いないでしょう。ルメールは“1800mくらいまではこなしてくれるかも”と言ってくれていましたし、いい感触だったみたいですよ。2戦しましたし、硬く見えがちなのは確かなので、この後はひと息入れるつもりです。会員の皆様、おめでとうございました」(栗田師)デビュー勝ちを意識していただけに前走の敗戦は悔しい思いをしましたが、2戦目できっちりと巻き返してくれました。スタートはまだ速くはないものの進展していたと言っていいでしょうし、経験を積んで一つ成長を見せてくれたのではないでしょうか。夏のうちに勝たせて秋に向かいたいという陣営の思惑に本馬がきっちりと応えてくれましたし、嬉しい限りです。まずは連戦の疲れを取るべきでしょうから、今のところ一度放牧に出すことになると思います。放牧先でしっかりとケアし、調整を進めてもらったうえで今後へ向かっていきます。
★出走レース
2歳未勝利 2020年8月23日 札幌1R 芝1500㍍
◉ケープオブストーム
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
日曜札幌4R 3歳未勝利戦に出走。
前走と同じ芝の2600m戦にエントリーした。
好スタートからそのまま先団の内目を追走。
前走のようにポジションを下げる事なく好位をキープして直線へ。
先行馬を捌くのに手間取ったが直線も良く伸びて4着で入線。
優先権を獲得して後もう一走するチャンスを得た。
現状の最適条件の2600m芝の番組はもう無いが別条件で奇跡を起こせるか。
★陣営のコメント
20/8/23 札幌競馬場
23日の札幌競馬では好スタートから周囲の出方を見つつ好位をキープ。そのままじっくり運び、直線は内目をジリジリ伸びて4着。「前走に比べるとスタートが良く、好位で運べたのは良かったと思います。直線は少し厳しい場面もありましたが、よく辛抱して脚を使ってくれました。前走後少しバテていたところはありましたが、順当に回復してくれましたし、滞在競馬で負担が少ないことも良かったと思います。この後は馬体の疲れ具合などよくチェックして連闘も視野に考えていきたいと思います」(岡田師)前走は後方からの競馬になりましたが、今日はスタート良く好位からスムーズに運べました。直線内々で苦しくなりかけましたが、最後もうひと踏ん張りして4着を確保。最低限の優先出走権を掴んでくれました。残された期間と番組、そして何より馬の状態をよく見て、この後の予定を考えていきます。
★出走レース
3歳未勝利 2020年8月23日 札幌4R 芝2600㍍
◉タイズオブハート
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★BNKのレース回顧
土曜小倉7R 3歳未勝利戦に出走。
今回は距離短縮で1200m戦に参戦。
中団の後方を追走。
ペースが速かったので展開が向いたかと思われたが直線に入ってもばてず伸びずそのまま流れ込んでゴール。
9着であった。
優先権も取れなかった事で厳しい決断が待っていそうだ。
★陣営のコメント
20/8/25 引退
「短距離がいいと思って番組を選んできましたが、いきなりの1200mはやや忙しかったようで、22日のレースは最後伸びかけたところでゴールとなってしまいました。ジョッキーも『ずっと外に張って反抗していた』とのことで、急かすのも良くなかったのかもしれません。レース後は息づかいがあまり良くなかったのでチェックしたところ、うっすら鼻出血の跡があるのも分かりました。今回のものではないかもしれませんが、脚を使い切れなかったのはそのせいかもしれません。ここにきて背腰がパンとしてきたことで調教のタイムもずいぶん詰められるようになっていたところでしたから、もう少し時間をいただければ…という気持ちになってしまいますが、ここまでに結果を出せなかったのは我々の力不足です。ここまでご声援いただいた会員の皆様には申し訳なく思っております」(森田師)22日の小倉競馬は、初めての1200m戦とあって忙しく、直線は伸び切れずに終わってしまいました。昨年10月のデビュー戦でいきなり2着に好走し、初戦から能力のあるところは見せてくれましたが、成長途上で背腰の甘さがウィークポイントで、近走ようやくしっかりしてきたところでした。この状況を考えるともう少しこの距離に慣れていれば…という気持ちもありますが、ここまで長く厩舎でしっかり調整していただき、現状の力は出し切れたはずです。ここで優先出走権を確保できず実質的に未勝利戦の期間内での出走が厳しくなったことから、森田直行調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
20/8/22 森田厩舎
22日の小倉競馬では五分のスタートから促しつつ中団後方を追走。3コーナーから進出し、直線は最後脚を使ったが差を詰め切れず9着。直線はジリジリ前に迫りましたが、今日は1200m戦ということでスタートからやや忙しくなり、終始外に張るような走りになってしまいました。このあたりはこの距離に慣れも必要だったのかもしれません。馬体はだいぶパンとしてきたところですが、優先出走権を逃したことで実質的に未勝利戦の期間内に出走は困難と思われる状況のため、今後について協議を行っていきます。
★出走レース
3歳未勝利 2020年8月22日 小倉7R 芝1200㍍
◉ラルワースコーヴ
◉天然総帥厩舎
(天然総帥)
★BNKのレース回顧
土曜新潟6R 3歳未勝利戦に出走。
前2走はダートで良い所が無かったが芝に替わって一変。
気の悪さも見せずに中団を追走し直線いい脚を見せクビ差の2着。
未勝利脱出にもう1度チャレンジ出来そうだ。
★陣営のコメント
20/8/22 田中博厩舎
22日の新潟競馬では中団やや後方を進み直線へ向いて追い出すとジリジリと伸びてきて、最後はわずかに及ばず2着。「これまでは歩様が不安定で、どうしても脚元のことがあったのでダートに行かざるを得ませんでしたが、今回は歩様がいいし、調教でも動けていたので、ここは芝にチャレンジしてみたいと思い向かわせていただきました。あそこまで来たら…とつい思ってしまいますが、ようやくこの馬の良さを出せたのかなと感じています。ダートがダメというよりも、例えばキックバックなどのイレギュラー事象が起こりやすいことから力を発揮しきれないようなところがあって、芝に替えてみた今回はそういったマイナス要因が少なかったことに加えて、やはり状態の良さが出たのではないかなと思えました。これまではカイバをあまり食べられないのにコンディションが高いという状態だったのですが、今回はカイバをしっかりと食べられていて、しっかりと調教も課したうえで送り出せたので、マイナス体重ではありましたが細いと感じるものではありませんでした。成長が遅かったのがようやくフィットしてきたという印象ですね。あとはこの成長を引き続き見ていけるようになんとかしなければいけません。レース後の反動が大きいようであれば話は変わりますが、最後のチャンスに賭けられるようにレース後の状態をしっかりと見極めて、調整していきます」(田中博師)ここ2戦は思うようなパフォーマンスを発揮できずにいましたが、初戦は特にまったく見どころがないわけではありませんでしたし、何とか巻き返すことができないかと思っていました。脚元のこともありこの2戦はダートを使っていましたが、最近はだいぶ安定していること、そして雰囲気の良さから思い切って芝へ条件を替えて挑戦してみたところ、最後までジリジリと脚を伸ばしてきました。あとわずかのところだっただけに非常に悔しいですが、素質の一端を見せてくれました。体を減らしていたところもあるので、今後についてはレース後の状態を見たうえでどうしていくか判断していきます。
★出走レース
3歳未勝利 2020年8月22日 新潟6R 芝1600㍍
ニン馬鹿版「今週のレース展望」
◉セブンサミット
◉ラストバブル厩舎
(ラストバブル)
★ラストバブルのレース展望
昨年の9月。
初子とは言え字面では注目されていたが、募集の尺を見て会員は騒然とし、賛否が分かれた。
初子とは思えぬ雄大な馬体にサラブレッドとは思えぬ太すぎる管囲。
ハマれば怪物、外せばばんえい馬。
手を引く会員も多く一般の抽選で運良く出資が叶った。
いよいよデビューを迎えるが、モーリス産駒の春競馬の不振から不安は増大するばかり。
どちらかと言うと晩成と囁かれだした産駒達だが、血統的にはその頂点に立つ資格を持つセブンサミットがどんな走りを見せるかは出資者以外の会員にも注目の的ではないだろうか。
★陣営のコメント
20/8/26 石坂正厩舎
26日は栗東坂路で追い切りました(53秒1-38秒6-25秒1-12秒5)。「今朝も福永騎手に乗ってもらって、坂路で併せて追い切りました。指示は15秒を切るぐらいのペースで入って終いを伸ばすというもので、追走の形から同入とほぼ予定どおりです。ジョッキーは『いい動きだった。まずはこれで十分でしょう』と言っていました。物足りないときははっきり言うジョッキーですし、新馬戦を使うに当たってはこれでいいと思います。ここまで段階を踏んで徐々に良くなってきて、何も心配なく順調に来ました。馬体も先週の段階で500キロちょうどと少しずつ締まってきました。輸送を考えれば500キロを切ってくるでしょう」(桑村助手)30日の新潟競馬(2歳新馬・芝2000m)に福永騎手で出走を予定しています。
★出走レース
2歳新馬 2020年8月30日 新潟5R 芝2000㍍
◉カーディナル
◉天然総帥・ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎
(天然総帥)
(ラストバブル)
(おしゃべりコスパ)
★ラストバブルのレース展望
ハービンジャー産駒らしく緩さは感じさせるが、大跳びで雄大な走り。
産駒実績に合わせて札幌でのデビューを選択した。
緩さの解消がどれだけ進んだかが、勝負の別れ道となりそうだ。
調教タイムは目立たないが、体勢は整っていそうで初戦から好走を期待したい。
★陣営のコメント
20/8/26 林厩舎
先週末に札幌競馬場へ移動しました。26日は札幌ダートコースで追い切りました(67秒9-53秒2-39秒4-12秒3)。「予定通り先週の追い切り後の様子を見たうえで週末に現地へ移動させています。特に堪えたりすることもなく、順調な様子を確認できたので、今朝追い切りを行うことにしました。鞍上は横山武史ジョッキーにお願いすることにしましたが、水曜日の調教はビッチリ詰まっていていいタイミングで乗ってもらうことができなかったことから、こちら側で対応することにしました。本馬場での追い切りも考えたのですが、いい形で併せ馬をすることを考えてダートコースでの追い切りにしています。初めてのダートということもあってか戸惑いを感じさせ少し促す必要があったものの、最後までしっかりと走ることができていたと乗り手から報告を受けていますよ。時間をかけてしっかりと乗り込んできて状態はいいと思いますから、どのような競馬をしてくれるか楽しみにしています」(林師)30日の札幌競馬(2歳新馬・芝1800m)に横山武騎手で出走を予定しています。
★出走レース
2歳新馬 2020年8月30日 札幌5R 芝1800㍍
◉ヴェスティード
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★ラストバブルのレース展望
エクリプス8月号で大きく取り上げられており、ここからの飛躍が期待されている。
長期休養を叩いて勝負の一戦。
前走でも見せ場たっぷりで三浦騎手からの期待も大きそう。
出資者も休養期間の経費分ぐらいは回収したいのが本音。
勝ち負けを期待したい。
★陣営のコメント
20/8/26 高柳瑞厩舎
26日は美浦坂路で追い切りました(52秒1-38秒7-25秒1-12秒3)。「今週のレースを予定しているので、輸送があることも踏まえて当該週の追い切りは水曜日に坂路で行うことにしました。前に馬を置き、その馬を目掛けて伸ばしていくような形です。久々に僕が追い切りに乗ったのですが、三浦が言うようにデビュー当初よりも脚の開きはそこまで感じさせませんでしたね。そして、終いやや強めくらいで、1馬身ほど先着する動きを見せてくれています。折り合いはついていたし、前進気勢も程よくありました。息遣いも良くなっていて、長期休養明けを一度使って良化を感じとれる状態ですから、前走に引き続き、またいい競馬を見せてくれたらと思っています」(高柳瑞師)30日の新潟競馬(3歳上1勝クラス・ダ1800m)に三浦騎手で出走を予定しています。
★出走レース
3歳上1勝クラス 2020年8月30日 札幌8R ダ1800㍍
◉ケープオブストーム
◉おしゃべりコスパ厩舎
(おしゃべりコスパ)
★ラストバブルのレース展望
芝の長距離に活路を見出だしたが、ここにきて同様の番組は無くなった。
芝の中距離に行くのかと思われたが、ダートの長距離にラストトライ。
ダートが走れない訳ではないが、キックバックを嫌がる可能性は残されたままだ。
かと言って中距離戦ではワンペースな同馬に勝ちはないとの判断だろう。
ジョッキーが上手く乗ればバテない強みで善戦するかもしれない。
好枠を引き当てて逃げてしまえば、勝ち抜けが見える。
大逆転に大いに期待したい。
★陣営のコメント
20/8/27 札幌競馬場
26日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。ただ、4着とはいえ前走に比べると好位から運ぶスムーズな競馬ができたのは良かったと思います。前回の競馬の後は少しバテ気味でしたが、続けて滞在、現地競馬ができたことで今回はダメージもなく疲れた様子は見せていません。この後についてですが、出走できるのはあと2週ですし、少しでもチャンスが多くなるように連闘も考えていこうという話をしてきました。芝となると2000m、ダートなら2400mがあり、どちらの方がいいか担当スタッフを交えよく検討しましたが、相手関係も含めて考えるとダートの方がいいだろうという結論に至りました。鞍上は引き続き秋山稔樹で行きます」(岡田師)30日の札幌競馬(3歳未勝利・ダ2400m)に秋山稔騎手で出走いたします。
★出走レース
3歳未勝利 2020年8月30日 札幌3R ダ2400㍍
いかがだったでしょうか?
以上が【ニンジン馬鹿クラブ週報(47)】今週はキャロットの怪物・セブンサミットが登場!【キャロット一口馬主】でした。
それではまた来週お会いしましょう。
◆一口馬主情報満載◆
↓↓↓
※当ブログはキャロットクラブ様より許可を得て画像や文章等を転載させていただいております。