(若竹賞:シーズンズギフト)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果と注目の2歳馬のランク付け
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは「ニンジン馬鹿クラブ週報」第18回目のスタートです。
◆ニンジン馬鹿クラブ週報◆
ニン馬鹿版「先週の結果」
◉シーズンズギフト
◎ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎
父 エピファネイア
母 シーズンズベスト
BMS ゼンノロブロイ
生産 ノーザンファーム
関東 黒岩陽一厩舎
2020年1月23日現在 OP(2-0-0-0)
馬名の由来 季節の贈り物。母名より連想
★ラストバブルのレース回顧
マズマズのスタートから少しかかりながら前を追う。
ルメールがなだめながら落ち着きを取り戻し、中団前目を進む。
4角で外に進路を取り、逃げ馬を射程に捉えて危なげなく差し切りを決めてみせた。
今日のレース振りから距離短縮を師は思索するが、何処に向かうかによって選択は変わってくるだろう。
今回露呈した折り合いと右へのモタれをしっかりと対策して次戦に進んでもらいたい。
3月15日アネモネステークスから桜花賞か、3月20日フラワーカップからオークスを目指すかのどちらかだろう。
正式アナウンスを待ちたい。
★陣営のコメント
20/1/26 黒岩厩舎
26日の中山競馬では中団で力むところをなだめながら進め、直線は向いて追い出すとしっかりと伸び優勝。「能力がありますね。瞬発力もあって最後はいい伸びを見せてくれました。ある程度前目の位置から進められましたし、良かったのですが、ちょっとかかっていてコントロールの難しさを見せてしまいました。何とかうまくまとめられたけど、今後のポイントになりそうですね。今の中山の馬場はまったく問題なくこなしてくれましたよ」(ルメール騎手)「ありがとうございました。そして、会員の皆様おめでとうございました。ひとまず2勝目をこの時期に挙げられてホッとしています。ただし、前走だけでなく今日も課題を見せる一戦になりました。能力はあると見ていますが、ルメールさんでも力みが目立っていて苦労したということでしたし、引き続き課題と向き合っていかなければいけないと感じました。前回2000mを使ったのは最初だからという部分がありましたが、距離を延ばすというよりも本質的には短くなってきそうです。ルメールさんも言っていましたが、いずれマイルくらいになってきてしまうかもしれません。今は体と心のバランスがまだ取れきれていないところでもあるので、次をどうするというのはひとまず置いておくにしても、今の3歳馬同士で走れる期間に上手くまとめていければ理想的と考えています」(黒岩師)前回のデビュー戦は有力馬が集まりにくいだろうと思えた福島へ勝ちに行きましたので、今回本場に舞台を移してどこまで戦えるかがポイントになると思っていました。しかし、その不安を感じさせることなく、むしろひとつ上と思わせる走りで見事に連勝を飾ってくれました。ただ、前走跨ってくれた丸山ジョッキーに引き続きルメールジョッキーからも課題があることと距離について同様の言及がありました。まだまだこれからであり、この馬の本質と向き合いつつ、図れる課題に対して少しでも改善を図っていかなければいけないと思っています。次走については慌てて決まることはしませんが、牝馬同士のレースもプランに含めつつ、馬の回復具合、調整の進み具合を見ながら今後について検討していきます。
★出走レース
若竹賞 2020年1月26日 中山9R 芝1800㍍
◉アシェットデセール
◎天然総帥厩舎
父 ルーラーシップ
母 ドルチェリモーネ
BMS サンデーサイレンス
生産 白老ファーム
関東 小島茂之厩舎
2020年1月31日現在 未勝利(0-0-0-1)
馬名の由来 皿に綺麗に盛られたデザート。母名より連想
★ラストバブルのレース回顧
スタートからペースについていけず、離れた後方を追走。
画面に映ってもこない場所から直線は追い上げ8着まで。
調整不足、調教不足は否めない。
脚元、体質の弱さから中身が伴っていない状況である。
少なくともレース終盤は他馬と見劣らない走りをしていた様に感じたので、いい経験になったのではないだろうか。
クラブ、調教師は時間をかけながら成長させていく方針の様なので、残りレースは多くて3戦。
どこまでしっかりとして勝ち上がりを決めれるか。
勝ち上がりできれば、素質がない訳では無さそうな気もします。
★陣営のコメント
20/1/26 小島厩舎
26日の中山競馬では馬群から大きく離されてしまうが向こう正面で追い上げ、直線では馬群の間を縫うように伸びてきて8着。「初めてということもあるのでしょうけれど、体が思うように動かなかったのだと思います。トモがハマるのを待ってあげないと動けない感じで、向こう正面でもスムーズに手前を替えられずにいました。ようやく勢いがついてくると前との距離を詰めることができ、最後までよく頑張ってくれましたね。何もないまま終わる場合もあるのに、この馬はしっかりと伸びてくれました。まわりが止まっている部分もあるのでしょうが、今後につながる走りだったはずです。経験を積み重ねながら、体がしっかりとしてきてくれればと思います」(丸山騎手)「初めての競馬とあって装鞍所でバタついてしまうこともあったのですが、レースには落ち着いて臨めました。序盤はちょっと変な格好をしたりと勢いをつけられず馬群から離されてしまいましたが、追い上げて、直線では間を縫うように伸びてきてくれました。体がまだ対応しきれない面があるのだと思えますが、最後まで気持ちを切らさずよく頑張ってくれました。次に繋がる内容であったと思いますし、良い経験になったはずです。こういうタイプは鍛えなきゃと思いがちですが、その考えばかりだと体が対応しきれずもっと辛くなることも大いにあり得ますから、馬に合わせて地道に良くしていけるようにしたいです」(小島師)脚元の兼ね合いと体力の構築のために時間をかけて乗り込みようやく迎えたデビュー戦でしたが、2コーナーあたりまでの様子からかなりハラハラしました。しかし、そこからの追い上げていく姿を見ていると今後につながるものになったのではないでしょうか。現状は、トモを中心に体が思うように使えないところがあるため時間をかけて良くしていく必要がありますので、慌てずに成長を図れるようにしたいところです。
★出走レース
3歳新馬 2020年1月26日 中山6R ダ1800㍍
◉ジルジェンティ
◎天然総帥厩舎
父 ロードカナロア
母 シシリアンブリーズ
BMS ゼンノロブロイ
生産 ノーザンファーム
関西 橋田厩舎
2020年1月31日現在 未勝利(0-0-0-3)
馬名の由来 イタリア、シチリア島南部の都市名。母名より連想
★ラストバブルのレース回顧
芝で2敗し、ダートに活路を求めてきたが、直線ではズルズルと後退した。
今日は今までと違いマズマズのスタートから先団に取りつきレースを進めていけたので、これならと思う場面もあった。
師は敗因を休み明けに求めたが、やはり距離は長い様に感じた。
かと言って距離短縮すれば、追走に苦労するし、後ろから差し切れる脚もない。
レース選択は非常に悩ましく、かなり展開がハマらないと勝ち抜けは厳しそうだ。
★陣営のコメント
20/1/26 橋田厩舎
26日の京都競馬ではまずまずのスタートから3番手につける。勝負どころから鞍上の手が動き始めるが、反応が鈍くてそのまま下がってしまい8着。「スタートして追走している間は良かったのですが、3~4コーナーでペースアップした時についていくことができませんでした。フーフーと息遣いももうひとつ良くなく、最後は脚が上がってしまいました。それでもダートの走り自体は問題ありませんでしたし、次は変わってきてくれると思います」(岩田康騎手)「前回との比較で体は減っていたのですが、ジョッキーは息遣いがしんどそうと言っていましたし、まだ少し重たいのかもしれません。ダートや距離は大丈夫そうですし、一度使ったことで中身も変わってくるでしょうから、今度は前進を期待したいです。今日は申し訳ありませんでした」(橋田師)ダートで新味を求めたのですが、勝負どころから追走に苦労してしまい、直線に入ってからも盛り返す場面はありませんでした。息遣いも良くなかったようですが、このあたりは休み明けの分もあったのでしょうから、次は変わり身を求めたいところです。
★出走レース
3歳未勝利 2020年1月26日 京都1R ダ1800㍍
ニン馬鹿版「今週の展望」
◉ヴァーダイト
◎天然総帥厩舎
父 ディープインパクト
母 クリソプレーズ
BMS エルコンドルパサー
生産 ノーザンファーム
関西 音無秀孝厩舎
2020年1月31日現在 1勝クラス(1-0-0-0)
馬名の由来 不屈の精神と深い知恵を与えるパワーストーン。母名より連想
★ラストバブルのレース展望
新馬戦を快勝して2戦目にここを選んできた。
どちらかと言えばクラシックには結びつきにくい路線。
本馬はやはり晩成で皐月賞を目指す上位の馬とは直接対決を避ける裏街道を進んで行くようだ。
着実に賞金を加算してダービーが最大目標になる。
この馬の前走は楽勝ではあったが、現状で世代のトップクラスの実力があるかと言えば、まだまだ実力不足である。
これからの成長と血統背景込みの評価である。したがって前走からの成長なくしては、このレースの勝利さえ怪しい状況と思われる。
音無調教師はこの馬でダービーが取れなければもう取れないと最大級の期待をしていると聞く。
成長を促しながらダービーに間に合わすなら、取りこぼしは厳禁。ここも通過点にしたいところだ。
★陣営のコメント
20/1/29 音無厩舎
29日は栗東坂路で追い切りました(52秒8-38秒7-25秒5―13秒0)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。もともと坂路ではあまり動かないタイプですが、以前に比べるとだいぶしっかりしてきましたね。具体的にどこが良くなったと言うのは難しいのですが、帰厩時よりもトモの状態は明らかに良化していますし、全体的に気配は上向きで、まずはいい形でレースに臨めそうです」(生野助手)2月1日の京都競馬(梅花賞・芝2400m)に川田騎手で出走を予定しています。
★出走予定レース
梅花賞 2020年2月1日 京都9R 芝2400㍍
(人気は予想オッズ)
◉オノリス
◎ラストバブル厩舎
父 トーセンホマレボシ
母 フェリスタス
BMS Dansili
生産 ノーザンファーム
関西 吉田厩舎
2020年1月31日現在 2勝クラス(2-2-2-11)
馬名の由来 名誉(ラテン語)。父名より連想
★ラストバブルのレース展望
現級では力は上位にあり、いつかは勝ってクラスを卒業するだろう。
少しずつではあるが、膝への不安も小さくなってきている様に感じている。
ただ大型馬であまり休み明けに良績がなく、今回は割引きが必要か。
相手も揃いました。
★陣営のコメント
20/1/29 吉田厩舎
29日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで単走の追い切りを行いました。まだちょっと休み明けを感じさせる部分もあるのですが、しっかりと追って全体81秒台と時計的には十分動けていました。一度使ってからの方が良くなると思いますが、先週末にも坂路で53秒とある程度負荷をかけていますし、力さえ出し切ればいい競馬ができるはずです。集中力がカギになるとはいえ、ブリンカーが劇的に効いているという感じでもないので、今回も着用するかどうかはもう少し検討していきます。なお、今回の鞍上はシュタルケ騎手に依頼をしました」(吉田師)2月2日の京都競馬(大津特別・ダ1800m)にシュタルケ騎手で出走を予定しています。
★出走予定レース
大津特別 2020年2月2日 京都9R ダ1800㍍
(人気は予想オッズ)
いかがだったでしょうか?
以上が【ニンジン馬鹿クラブ週報(18)】先週はシーズンズギフトが快勝!今週はいよいよヴァーダイト!そしてオノリス!【キャロット一口馬主】でした。
先週のシーズンズギフト、予想以上に強かったですね〜〜〜
次走も確実にモノにして、無敗のまま牝馬クラシックに駒を進めて欲しいものです。
それにしても当クラブのコンシェルジュ・ラストバブルの所有馬は走ります。
サクセッション、コントラチェックを筆頭にこのシーズンズギフトがクラシックに殴り込み!本当に馬を見る目は一流です。
そして今週はメンバー全員の期待の星、当クラブ所属馬の中でダービーに最も近い馬、当クラブの代表・天然総帥所有のヴァーダイトの登場です。
ここを圧勝してメンバーの夢(ダービー制覇)をつなげて欲しいものです。
またみんな大好き・人気ななるけど勝てない君のオノリスも出走します。
今回こそ勝ち切るか?キャラ通り惜敗か?どちらにしても温かく見守りたいと思います。
今週は本当に力が入ります、頼むぞ、ヴァーダイト!
それではまた来週お会いしましょう。
ブレッシングレイン ダービーへの道
◉ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
◉ブレッシングレインのプチ情報局
「恵みの雨」
★キャロットクラブのHPより
20/1/28 NF天栄
軽めの調整を行っています。「先週、確認の意味も込めて一度坂路に入れてみたのですが、やはり左トモは気になるようで、その後の歩きを見ていてもいいとは言い切れないものに感じられました。そのためいったん調教を緩めることにしました。そろそろ競馬を考えていきたいと思っていたのですが、ここは一度白紙にして、今後の状態に合わせて改めて考えていくようにします。馬体重は497キロです」(天栄担当者)
偉大な父を継げ!サクセッション!!
◉サクセッション
2017年3月14日生
牡2歳 芦毛
父 キングカメハメハ
母 アディクティド
BMS ディクタット
生産 ノーザンファーム
関東 国枝厩舎
当クラブの持ってるコンシェルジュ・ラストバブルの持ち馬です。
偉大な父、キングカメハメハの後継者になるべくさらなる高みを目指します。
◉サクセッションのプチ情報局
「継承者」
★キャロットクラブのHPより
20/1/28 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「調整自体は悪くない形で進められていますが、もう少し乗り込みは必要な状況です。現状のこの馬の気性と体力を考えると、春の最大目標はマイルカップに置くべきではないかと思っていて、それは国枝調教師も同じ考えです。それでマイルカップへ向けてどういう過程にするかを考えているところで、現段階ではまだハッキリと決まっていません。スプリングSあたりが妥当なのかもしれませんが、ほかにも番組はありますので、この馬自身のコンディションはもちろんのこと、相手関係などもよく見つつ、改めて相談していきます。馬体重は512キロです」(天栄担当者)
◆一口馬主情報満載◆
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