(2018年マーガレットS:アンフィトリテ)
当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」
当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P:次週の出走予定馬とその展望
D:実際のレース観戦(馬券購入)
C:前週の結果と注目の2歳馬のランク付け
A:次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
ちなみに当クラブの全所属馬はこちら!
オープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
それでは「ニンジン馬鹿クラブ週報」第17回目のスタートです。
◆ニンジン馬鹿クラブ週報◆
ニン馬鹿版「先週の結果」
◉アンフィトリテ
◎ラストバブル厩舎
父 ロードカナロア
母 アドマイヤフッキー
BMS フジキセキ
生産 ノーザンファーム
関東 宗像厩舎
2020年1月23日現在 OP(3-0-0-5)
馬名の由来 ギリシャ神話に登場する海の女神。父名より連想
★ラストバブルのレース回顧
前走芝1200mで7着ながら勝ち馬とは0.6差。
何となくクラス慣れしてきた様な気もしていた。
余程ダートに適性が感じられるのかと、楽しみにしていた。
しかし惨敗!
今後どこに向かうのか?もう終わってしまったのか?
少なくともダートが良いとは感じなかった今回から、やはり芝に戻すべきと感じる。
何か試せることはないのかと考えてみた。
近走は前に行って4角で力尽きるというレースを繰り返しているように思う。
脚質転換しましょうよ!
アンフィトリテがデビュー以来3連勝していた頃、3戦目はスローを見越して先行したが、差し馬だったんじゃないのか!
デビューから2戦は彼女の鮮やかな切れ味と勝負根性にファンは酔いしれていた筈だ。
今一度、あの時のような後ろから馬群を割って突き抜けるレースを見てみたい。
それで駄目なら、繁殖にでもあげて下さい。
(その後残念ながら引退が決定しました…)
★陣営のコメント
20/1/19 宗像厩舎
19日の中山競馬ではまずまずのスタートから先団のインコースを追走する。そのままポジションを上げて行きたかったが、徐々に手応えが怪しくなり16着。「初ダートがどう出るかポイントでしたが、ダートの走り自体は決して悪くはありませんでした。それでも勝負どころでペースが上がると手応えが怪しくなり、最後は一杯になってしまいました。今日はダート云々と言うことではなく、正直、芝と同じような感触で、トモの影響かここぞのタイミングから苦しくなってきてしまいますね…。何とか良さを見せたかっただけに、力になれず申し訳ありませんでした」(丸山騎手)「馬体は増えていましたが、重苦しくて…と言うことではなく、精神的に落ち着いていることでプラスに出ていました。競馬場に着いてからの雰囲気、馬体の張りもこの馬としては良く、この状態で何とか前進をと送り出しましたが、芝と同じようにペースが上がり始めると手綱を持つ余裕がなくなり、重心が高くなってスピードを上げていけませんでした。ダート自体は極端に悪くなかったとのことも、変わり身を見せられず申し訳ない限りです」(宗像師)レース序盤の走りは悪くなかったものの、ペースが上がり始めると追走で力を使ってさがってしまいました。ダート戦に活路を見出したいと考えていただけに悩ましい限りです。今後はレース後の状態を見ながらどうするか検討していきます。
★出走レース
ジャニュアリーS 2020年1月19日 中山10R ダ1200㍍
◆引退◆
20/1/22 引退
「これまでとは違った条件に替えてみて、変わり身を見せてくれるか楽しみにしていたのですが、残念ながら結果も内容もいいものとはなりませんでした。走る気持ちはあるものの、トモが苦しく、前後の連動性が乏しくなってしまい、ペースが速くなると体が対応しきれず重心が浮いて、進んでいくことができていませんでした。ジョッキーからも言及があったのですが、芝・ダートといった問題ではなく、根本的な部分にあるということがハッキリしてしまいました…。劇的にこの苦しさが解消されるのかと言われると難しいと言わざるを得ません。アンフィトリテが勝つ姿をまた皆様にお見せしたいと思っていたのですが、申し訳ない気持ちでいっぱいです」(宗像師)2歳秋にデビューするといきなり勝利を挙げ、その後も勝利を重ねて見事3連勝してみせました。しかし、古馬との戦いになると苦戦を強いられ、二桁着順が続く結果となってしまいました。可能性を探るため、これまでに試したことがないダートへ矛先を向けてみましたが、条件云々の問題ではなく、体の苦しさに問題があるということが露呈してしまう結果となりました。若い頃から背腰には弱さを抱えており、その苦しさが思うように癒えてきませんでした。成長を図りたいという意図はもちろんのこと、一戦ごとに馬体のケアが必要不可欠だったことから、思うようにレース数を使えない悩みも抱えていました。ここまでの経緯からも牝馬の引退期限となる来年までの間に劇的に変わることは想像しがたく、このままいたずらに現役生活を送ると皆様のご負担が増す可能性が高く、また、第二の馬生に向けて送り出してあげたほうがいいのではないかという考えを抱くようになり、宗像義忠調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒宜しくご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の皆様へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
ニン馬鹿版「今週の展望」
◉シーズンズギフト
◎ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎
父 エピファネイア
母 シーズンズベスト
BMS ゼンノロブロイ
生産 ノーザンファーム
関東 黒岩陽一厩舎
2020年1月23日現在 1勝クラス(1-0-0-0)
馬名の由来 季節の贈り物。母名より連想
★ラストバブルのレース展望
一口馬主をしていて1番テンションが上がるのはデビュー戦である。
デビューするまではクラシックホースを夢見てゲートインを待つ。
前日の馬柱を見て専門家の評価を知る。
そして前売りが始まり人気が気になる。
出資馬のデビュー戦なので馬券を買うにもかかわらず、何故か人気になる方が嬉しい。
そしてゲートイン。
レース中はハラハラしながら観戦し、結果に一喜一憂する。
実際の走りを観て身の丈の一端を知り、多くの場合は現実に引き戻される。
しかし勝った場合には夢の続きが見られる。
無敗馬の特権である。
2戦目に勝てばオープン馬になり、実際にクラシックを意識できる権利を手にすることになる。
2戦目に負けても、その負け方、その後の成長で夢が絶たれるとまではいわないが、二連勝は夢への特急券であることに変わりはない。
その大事な2戦目を今週はシーズンズギフト、来週にはヴァーダイトが迎える。
まず今週はシーズンズギフトが登場するのだが、想定オッズは相当割れているようだ。
デビュー戦は成長途上でありながら、
外から危なげなく最速上がりで差し切りを決めた。
タイムは平凡で相手にも恵まれた。
圧倒的な強さまでは感じなかったのも事実ですが、おそらく前走から変わり身があり、成長もしているだろう。
試金石を突破してオークスに殴り込め!
★陣営のコメント
20/1/22 黒岩厩舎
22日は美浦坂路で追い切りました(53秒2-38秒8-25秒4-12秒5)。「先々週、先週とある程度しっかりと動かしてあったので、当該週はコースではなく坂路で集中させる形の追い切りを行いました。朝一番に入り、半マイルで大体53秒ほどの時計でまとめてあります。ビシッと動かして負荷をかけることを目的としているわけではないので時計自体はこのくらいで十分で、走りの内容もまずまずで良かったと思いますよ。カイバ食いは相変わらずですが、ひとまず今週の競馬へ向かえる態勢は整えられたのではないかなと思います。今回はルメールさんにお願いをすることになりましたので、前走との単純な比較は難しいかもしれませんが、どう感じたかというのを得て今後に活かしていければと考えています」(黒岩師)26日の中山競馬(若竹賞・芝1800m)にルメール騎手で出走を予定しています。
★出走予定レース
若竹賞 2020年1月26日 中山9R 芝1800㍍
(人気は予想オッズ)
◉アシェットデセール
◎天然総帥厩舎
父 ルーラーシップ
母 ドルチェリモーネ
BMS サンデーサイレンス
生産 白老ファーム
関東 小島茂之厩舎
2020年1月23日現在 新馬
馬名の由来 皿に綺麗に盛られたデザート。母名より連想
★ラストバブルのレース展望
総帥のお気に入り種馬、ルーラーシップ産駒のデビューです。
デビューがこの時期になったのは、体質、足元の弱さに起因するところが大きかった。
かなりの大型馬で脚元に問題を抱えている同馬は、なかなか攻め込めず体も絞り込めない様子であった。
今回は何とか体勢が整ったという感じで、初戦からいきなりと言う感じには見えない。
セールスポイントとしては乳酸値が上がりにくいらしく、バテにくいみたい。
調教師も適性をはかりかねている様で、脚元を考慮してのダート出走だろう。
一度使って走りを見て、次走に長距離の未勝利戦が師の本音ではなかろうか⁉️
★陣営のコメント
20/1/22 小島厩舎
22日は美浦坂路で追い切りました(54秒3-39秒7-26秒0-13秒0)。「先週までにある程度やってあったので、今週は坂路に入れて気持ちを乗せるように追い切れればと思って行いました。予定していたよりはいくらか時計が遅かったものの、それでも体を使って走れていたようだし、悪くなかったと思います。脚元は安定していて、強いて気になるポイントを挙げるとすれば右の背腰がまだ弱いかなということですが、まずまずの状態には整えられていると思うので、あとは無事に入るかどうかですね。この後の状態を確認して問題なければ予定通り今週の競馬に投票します」(小島師)26日の中山競馬(3歳新馬・ダ1800m)に丸山騎手で出走を予定しています。
★出走予定レース
3歳新馬 2020年1月26日 中山6R ダ1800㍍
(人気は予想オッズ)
◉ジルジェンティ
◎天然総帥厩舎
父 ロードカナロア
母 シシリアンブリーズ
BMS ゼンノロブロイ
生産 ノーザンファーム
関西 橋田厩舎
2020年1月23日現在 未勝利(0-0-0-2)
馬名の由来 イタリア、シチリア島南部の都市名。母名より連想
★ラストバブルのレース展望
デビュー戦は最後方からよく追い上げて4着。
二戦目は変わり身を期待したが、後方のまま馬群に沈んだ。
スタートからダッシュがつかず位置が取れないのと、末脚もワンペースでジリジリしか伸びない。
芝での巻き返しは厳しそう。
デビュー前には非力と言われ重馬場の初戦より良馬場の二戦目は前進すると思われた。
しかし終わってみれば早い脚もない。
今回は調教で重馬場坂路で早いタイムを出しているので、かなりパワーはついてきた印象だ。
スタートの悪さを考えるとアテにはしづらいタイプだが、ダートなら道中で押し上げて4角で先頭集団に取り付ける可能性はある。
人気はないでしょうが、ヒモには入れたい。
繰り返すがアテにはしづらいですが!
★陣営のコメント
20/1/22 橋田厩舎
21日は栗東坂路で追い切りました(54秒0-39秒0-25秒5-12秒7)。「予定どおり先週は金曜日に追い切りを行い、坂路でしっかりと負荷をかけて動かしています。今朝も坂路で追い切ったのですが、単走、強め程度で動きは悪くありませんでした。お伝えしたとおり今回はダートを使わせていただくのですが、前走内容から距離も少し延ばしてみようと思います。想定で相手関係を見ながら検討した結果、今のところは牝馬限定の1800m戦に岩田康騎手で向かうつもりです」(橋田師)26日の京都競馬(3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800m)に岩田康騎手で出走を予定しています。
★出走予定レース
3歳未勝利 2020年1月26日 京都1R ダ1800㍍
(人気は予想オッズ)
いかがだったでしょうか?
以上が【ニンジン馬鹿クラブ週報(17)】アンフィトリテが引退(涙)今週はシーズンズギフトが出走!【キャロット一口馬主】
アンフィトリテの引退は衝撃的でした。
まだまだやれると思っていたので本当に残念でした。
なんとか繁殖にあげてもらい、いい仔を産んで欲しいものです。
ラストバブルも「母馬優先」をやっと使えると今から楽しみにしているようです。
アンフィトリテ、本当にお疲れ様でした。
さて気を取り直して今週はラストバブルとおしゃべりコスパが所有する無敗馬シーズンズギフトがルメール騎乗で登場します。
クラシックに向けて大事な一戦になりそうですので、なんとか勝ち切って欲しいと思っています。
頼むぞ、シーズンズギフト!
我がニンジン馬鹿クラブ総帥所有の新馬・アシェットデセールもデビューします。
こちらも楽しみですね。
それではまた来週お会いしましょう。
ブレッシングレイン ダービーへの道
◉ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
◉ブレッシングレインのプチ情報局
「恵みの雨」
★キャロットクラブのHPより
20/1/21 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「先週は坂路調教を再開していたのですが、まだいくらか左トモに感じるものがあるようなので、速いところを行うのを坂路ではなく周回コースに切り替えています。様子を見ていく必要はありますが、体調自体は問題ないので、動かしながら今後の相談をしていきます」(天栄担当者)
偉大な父を継げ!サクセッション!!
◉サクセッション
2017年3月14日生
牡2歳 芦毛
父 キングカメハメハ
母 アディクティド
BMS ディクタット
生産 ノーザンファーム
関東 国枝厩舎
当クラブの持ってるコンシェルジュ・ラストバブルの持ち馬です。
偉大な父、キングカメハメハの後継者になるべくさらなる高みを目指します。
◉サクセッションのプチ情報局
「継承者」
★キャロットクラブのHPより
20/1/21 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「肉体面の回復はもちろんのこと、精神的にまだ幼さがあるので適度に期間を設けつつ競馬を目指していったほうがいいのではないかと感じます。ただ、今回に関しては大きなダメージまではないのかなと思えるので、すでに乗り出しています。まだ本格的なものではなくベースとなるものでゆったりと動かしているだけですが、コンディションを見つつ徐々に進めていければ理想的と考えています」(天栄担当者)3月28日(土)にメイダン競馬場で行われるドバイ国際競走(UAEダービー・ダ1900m)に予備登録を行いました。なお、今回の予備登録料は無料です。
◆一口馬主情報満載◆
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