最近このニンジン馬鹿クラブで馬鹿なことばかりメンバーと語り合っていると馬鹿ばっかりやっていた高校時代を思い出す。
当クラブのメンバーはかわいい後輩のおしゃべりコスパを除いた4人は高校時代の悪友である。
私たちは大阪のちょっと郊外にある決してイケてるとは言えない男子校に通っていて、1学期・2学期・3学期の各ピリオドを告げる終業式の午後からは必ずと言っていいほど集合して一昼夜徹マンに興じていた。
一応そこそこの進学校に通っていた私たちは受験勉強から逃れられるひとときのユートピアを麻雀牌をギシギシと握りしめながら彷徨っていた。
そのユートピアではゲームや漫画の話、くだらない話やエロい話に事欠かなかった。
私たちが雀牌をジャラジャラと掻き回しながら夢中になった会話は、学校の先生を模した間抜けなモノマネや、通学中に電車の中で会う女子高の可愛い子の話など。
思春期の私たちはそんなたわいもない話をゲラゲラと馬鹿笑いしながらエンドレスで語り合っていた。
笑いを取ることを競技に変えた人志松本より数年前から我々はすべらんかった。
あれほど何もかもが可笑しくて楽しく思えた楽園を私は知らない。
その頃のメンバーの麻雀スタイルもうん十年経った今と全く変わっていない。
天然総帥は当時から天性の博才がありリーチ一発ツモ裏ドラ3を連発していた。
一口馬主でも決していい馬が買えない初年度出資で全頭勝ち上がらせている。
ラストバブルは何をやっても勝負強く負けるところを見ることはほぼなかった。
一口馬主でも早くもコントラチェックで重賞を勝ち今年は新馬戦勝率75%を誇る。
BNKは理論も達者、口も達者、点棒を集めるのも達者だった。
一口馬主でも血統も達者、口も達者な彼の出資にメンバー全員の注目が集まる。
そしてその頃から私たちは競馬にのめり込んでいた。
(学生は馬券を買っていけません!)
競馬はユートピアを何かの快楽を求めて彷徨う私たちをいとも簡単に熱狂させた。
時代的にはシンボリルドルフが三冠を獲った今となってはセピア色のオールド世代。
サンデーサイレンスもディープインパクトもまだ現れていない昭和の古き良き競馬界。
府中競馬場の長い直線で皇帝ルドルフが楽々と抜け出してくるのをブラウン管のテレビで観戦したのをつい昨日のことのように覚えている。
そんなノスタルジーを今キャロットクラブの一口馬主という共通の趣味を持つことでまた再び感じている。
当時の私は「何者にもなれる」という今思うと笑ってしまうような根拠のない自信を持っていた。
でも実際は「何者にもなれない」という厳しい現実に日々侵略され続けている。
ゴールを探していたつもりがスタートすら見つけられず、スタートラインに立つことから逃げてきたそんな人生だった。
でもそんなイケてない私も、もう一度ニンジン馬鹿クラブというユートピアに立ち戻り高校時代の青臭い自分を愛馬「ブレッシングレイン」に投影し、ここんとことても興奮している。
次の土曜日にいよいよ彼の出走が決まった。
「ブレッシングレイン」よ!
君は何者にもなれるかもしれないし、何者にもなれないかもしれない。
未勝利で終わろうと、いや新馬戦で完走すらできなかろうとそれは仕方のないことだ。
でももしかするとルドルフのようにダービー馬になってしまうかもしれないじゃないか。
それもこれも走ってみなければ誰にもわからない。
ただひとつだけ間違いなく言えることは、君のおかげで私ももう少し走れるような気になってきたということ。
足並みは君ほど速くはないけれど…
改めて、ニンジン馬鹿クラブに誘ってくれたラストバブル、ありがとう。
そしていつも楽しく語り合ってくれるお馬鹿なみんな、サンキュー。
ブレッシングレインのデビューを雀卓を囲んでいたあの頃のような一生褪せることのない一体感で応援しましょうよ…(アオハルかよ)
今はただただ彼の一生に一度の勇姿を網膜に焼き付けたいと思っている。
時代は変わってスマホでね…笑笑
★キャロット期待の2歳馬
ブレッシングレインのデビュー戦
出馬表(2歳新馬)
中山競馬 9月7日(土)芝2000㍍
ブレッシングレイン ダービーへの道
◉ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
◉ブレッシングレインのプチ情報局「恵みの雨」
★キャロットクラブのHPより
19/9/4 木村厩舎
4日は美浦南芝コースで追い切りました(64秒9-49秒6-36秒3-11秒7)。「先週までと同様に今週も本馬場を利用しました。古馬に胸を借りる形で併せ馬を行ったのですが、道中の折り合い、進みっぷりは良かったです。しかし、併せに行ったところで怖がる素振りを見せていました。理想は横並びになってそこからさらにドンと前に出ていってほしかったので、こちらの期待に沿う動きではなく残念には思っているものの、現時点では幼さがかなり目立つだけにやむを得ない部分もあります。心身のバランスを整えることに注力している状況のため馬も求めたことに対して自信をもって対応しきれなかったのでしょう。短期間でガラッと変えられることではないので経験と時間を重ねながら先々の成長につなげていきたいですし、まずは現状でどの程度の競馬ができるのかを確認する意味でも今週の競馬へトライするつもりです。今週ルメールさんが乗れるようになったのは教えてもらえるという点でも心強いので、今後につながるレースになってくれたらと願っています」(木村師)7日の中山競馬(2歳新馬・芝2000m)にルメール騎手で出走を予定しています。
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2019年度1歳馬募集スケジュールのお知らせ
★キャロットクラブHPより
2019年度1歳馬募集は、以下のスケジュールで進行する予定です。
本年の募集も第1次募集開始までに会員登録を済まされた既会員優先の抽選とさせていただきます。 ご入会いただくには、必ず1口以上の出資が必要となりますが、2018年度募集馬は全頭完売となっており、現在ご入会の手続きを受け賜わることができませんので、ご注意ください。8月上旬に新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設 しますので、そちらより資料請求のうえ、ご入会をご検討くだされば幸いです。
<会員の皆様に向けて>
・7月中旬・・・7月度のご請求明細書に【募集予定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法のご案内】を同封
・8月中旬・・・8月度のご請求明細書に【募集確定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法に関する再度のご案内】を同封
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
<新規入会希望の皆様に向けて>
・8月上旬・・・新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ・入会申込書】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
※上記日程は現時点での予定であり、変更となる場合もございます。予めご了承ください。
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