藤田菜七子さんの悲願の重賞初Vはまたお預けとなりました。
クラスターカップが8月12日盛岡競馬場で行われ、菜七子さんが騎乗したコパノキッキングは一番人気に支持されたものの、最後の直線で伸びきれず3着。
勝ったのは2番人気の岩田騎手騎乗ヤマニンアンプリメ、2着には3番人気の武豊騎乗ヒロシゲゴールドが逃げ粘りました。
コパノキッキングの単勝オッズは1.8倍、同レースの売り上げも昨対で2倍超、場内も菜七子さん効果で大盛況だったようですが、残念ながら期待に応えることはできませんでした。
レース後の菜七子さんのコメントは…
「盛岡は前が有利。ゲートを出たら行こうかと思っていたし、ちゃんと出てくれたので、いい位置につけられたんですが…」
オーナーのDr.コパさんのコメントは…
「かぶされるとひるむようなところがあるのかも」
レースは好スタートからヒロシゲゴールドの二番手を追走。
4コーナーで先頭に並びかけましたが、外から馬なりで上がってきた勝ったヤマニンアンプリメにかぶせられると案外伸びず、ヒロシゲもかわせず3着止まり。
陣営にとっても、菜七子ファンにとってもちょっと不完全燃焼な結果に終わりました。
このレース直後に当ニンジン馬鹿クラブ随一の菜七子サポーター・BNK は…
「今日は相手が悪かった(泣)乗り方は悪くないと思う」
とすかさずフォロー、めっちゃ優しいですね。
ただヤマニンアンプリメで勝った岩田騎手は…
「うまい具合にコパノキッキングが前に行ってくれました」
「菜七子騎手が勝つのを邪魔してしまって申し訳ございませんでした。」
とちょっとシニカルな(勝たせるわけないじゃん的な)コメント。
競馬界のスーパースター武豊さんも、
「おじさん二人空気読めなくてすいません」
と世界で鍛えた余裕のリップサービス。
オーナーのDr.コパさんは、
「(参戦予定だった米GⅠブリダーズカップも)胸を張っていくことはできない」
とややトーンダウンしつつも、
「菜七子に重賞を勝たせたい」
という気持ちは今のところ変わらないみたいです。
次走は大井の東京盃(交流GⅡ)を目指すプランが浮上しているようですが菜七子さん引き続き乗せてもらえるといいのですが…
(実は案外怖そうなコパさんが心変わりしないといいですね)
女性だからこそ、またルックスが良いからこそ人気も出れば注目もされてしまうのが逃げられない宿命。
レースに勝てない時に「女には所詮無理なんだよ」と一言で片付けられてしまうのもこれまた逃げられない世の常。
さあ菜七子さんの重賞初Vチャレンジはこの先いつまで続くのでしょうか…?
菜七子さんネタはこれくらいにしてここからは、2019年8月10日(土)11日(日)注目の2歳戦レポートです。
有力な馬には下記の通りコンシェルジュのラストバブルがランク付けします。
(注)SS:G1級、S:重賞級、A:オープン級
今回ランク付けされた馬は登場したのでしょうか???
何のしがらみもないラストバブルのガチな評価です!
ココロノトウダイ 8月10日(土)新潟3R 未勝利 芝1800㍍
勝ち馬 ココロノトウダイ
騎手 丸山
厩舎 手塚(美浦)
父 エイシンフラッシュ
母 フェアリーダンス
母父 アグネスタキオン
馬主 星野壽市
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
◉ココロノトウダイ
良 1:47.9
3ハロン 33.7
タイムも水準以上。
3ハロン33.7は優秀もエンジンのかかりが遅く、後方からのレース振りを見ても新潟以外では厳しい可能性が高い。
もう一段前からレースができるようになれば他の競馬場でも勝負になる気はするが、オープンレベルになるためには更なる成長が必要。
素材としては血統も含めて期待は大きい。
ショウリュウハル 8月10日(土)札幌5R 新馬 芝1500㍍
勝ち馬 ショウリュウハル
騎手 松岡
厩舎 佐々木(栗東)
父 ジャスタウェイ
母 ショウリュウムーン
母父 キングカメハメハ
馬主 上田瓦
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
◉ショウリュウハル
良 1:30.8
3ハロン 35.6
好スタートからの楽勝ではあったが、レースレベルは高くない。
このレースだけではこの馬の力は推し測れない。
◉おしゃべりコスパ
◉ショウリュウハル
8/10(土)札幌5R 芝1500 稍重
優勝馬 ショウリュウハル 牝馬
勝ちタイム1:30.8 上がり35.6
スタートダッシュを決めてそのまま直線に、直線ではフラフラして新馬らしい所も見せましたが、それでも勝ちきり。
身体に芯が入ってくると、もっといい走りをしそうですね。
タイムも上々。
カトゥルスフェリス 8月11日(日)新潟5R 新馬 芝1800㍍
勝ち馬 カトゥルスフェリス
騎手 ルメール
厩舎 藤沢和(美浦)
父 ディープインパクト
母 ステファニーズキトゥン
母父 Kitten's Joy
馬主 サンデーレーシング
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
◉カトゥルスフェリス
良 1:50.1
3ハロン 33.3
タイムは平凡もエンジンがかかってからは鋭く伸びた。
血統面からも期待は大きいが馬格はあまりない。
藤沢流の仕上げを考えると2走目の伸びしろは大きいと思われるが、馬体の成長は不可欠で現状は大きな評価は禁物か。
◉おしゃべりコスパ
◉カトゥルスフェリス
8/11(日)新潟5R 芝1800 良
優勝馬 カトゥルスフェリス 牝馬
勝ちタイム1:50.1 上がり33.3
前半が1:03.6のスローの競馬。
中団よりやや後ろ目から差し切り。
勝ちタイムは褒められたものでは無いですが、それなりにスケールを感じる走りでしたね。
サンクテュエール 8月11日(日)新潟6R 新馬 芝1600㍍
勝ち馬 サンクテュエール
騎手 ルメール
厩舎 藤沢和(美浦)
父 ディープインパクト
母 ヒルダズパッション
母父 Canadian Frontier
馬主 キャロットファーム
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
◉サンクテュエール
良 1:36.5
3ハロン 33.6
タイムは平凡。
5レースのカトゥルスフェリスとまったく同じで馬体の成長を期待したい。
藤沢流の仕上げからは初戦での評価は難しい。
ポテンシャルがどれだけあるのかは2戦目を見ないとなんとも言えない。
◉おしゃべりコスパ
◉サンクテュエール
8/11(日)新潟6R 芝2000 良
優勝馬 サンクテュエール 牝馬
勝ちタイム1:36.5 上がり33.6
キャロット期待の牝馬。
勝ちタイムは悪いんですが、残り100m位でエンジン全開に0.2秒先着。
正直負けた、届かないと思いましたが、勝っちゃうのが良血馬の持った力なんですかね。
5R.6Rと藤沢厩舎✖︎ルメールのコンビで2連勝。
何故か素直に喜べないのは僕だけですかね笑笑
グランドデューク 8月11日(日)小倉5R 新馬 芝1200㍍
勝ち馬 グランドデューク
騎手 西村淳
厩舎 庄野(栗東)
父 ジャスタウェイ
母 バロネスサッチャー
母父 ヨハネスブルグ
馬主 キャロットファーム
生産牧場 ノーザンファーム
◉おしゃべりコスパ
◉グランドデューク
8/11(日)小倉5R 芝 1200 良
優勝馬 グランドデューク 牡馬
勝ちタイム1:10.6 上がり36.0
クラシックに直結しないレースですが、何故レース回顧をするかといいますと、私の持ち馬だからです笑笑
前日に大外に入った時点で、ないわって思ってたので勝ったのにはビックリしました。
スタートダッシュを決めて、最内を回ってそのままゴール。
タイムは平均。
若手1推しの西村騎手、2着には若手2推しの斎藤騎手のワンツー。
この2人にはこれからも注目していきます。
馬券的にも美味しい2人です。
エカテリンブルク 8月11日(日)札幌5R 新馬 芝2000㍍
勝ち馬 エカテリンブルク
騎手 武豊
厩舎 友道(栗東)
父 ブラックタイド
母 ファイナルスコア
母父 Dylan Thomas
馬主 吉田勝己
生産牧場 ノーザンファーム
◉おしゃべりコスパ
◉エカテリンブルク
8/11(日)札幌5R 芝 2000 良
優勝馬 エカテリンブルク 牡馬
勝ちタイム2:04.7 上がり36.4
全体的に何も感じないレースでした。
来年のダービー候補が今日の時点ではいませんでしたね。
いかがだったでしょうか?
以上が【悲報!藤田菜七子さん1.8倍の一番人気で重賞勝てず…】クラスターカップでコパノキッキング3着【8月10日・11日2歳戦レース回顧】でした。
毎回人気になって結果を求められるプレッシャーに打ち克たなければならない菜七子さんも本当に大変だとは思いますが、大事な愛馬を勝たせるための確率が最も高いジョッキーを乗せたいというジレンマと戦うDr.コパさんも心中穏やかではないでしょう。
オーナーも1.8倍の人気に押された今回、絶対に勝ちたかった筈。
今回武さんや岩田さんの騎乗を目の前で見せられてどう感じたのでしょうか。
「どこまで乗せ続けるか?」(オーナー)
「いつ結果を出せるか?」(ジョッキー)
次のレースあたりがその分水嶺になるような気がしてなりません。
Dr.コパさんも「降ろすか、乗せるか」実に悩ましいことでしょう。
でも最後は「風水によると・・・」とかなんとか言ってあっさり降ろしそうな気もしなくはありません。
だってコパさんって目が笑ってないんですもん…笑笑
(おまけ)ブレッシングレイン ダービーへの道
◉ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
◉ブレッシングレインのプチ情報局「恵みの雨」
★キャロットクラブのHPより
19/8/8 木村厩舎
8日に美浦トレセンへ帰厩しました。「本当の意味でしっかりしてくるにはまだ時間がかかりそうですが、天栄での乗り込み状況考えてこのあたりで帰厩させ、デビューを目指していければと思い、本日の検疫でトレセンへ連れてきています。現時点では流動的ではあるものの、新潟の最後あたりか中山前半戦を視野に入れつつ調整を進めていきます」(木村師)
キャロット2019募集馬診断!全6回見逃すな‼︎
(第一弾)No.1〜No.15
(第二弾)No.16〜No.30
(第三弾)No.31〜No.45
(第四弾)No.46〜No.60
(第五弾)No.61~No.75
(第六弾)No.76~No.87
2019年度1歳馬募集スケジュールのお知らせ
★キャロットクラブHPより
2019年度1歳馬募集は、以下のスケジュールで進行する予定です。
本年の募集も第1次募集開始までに会員登録を済まされた既会員優先の抽選とさせていただきます。 ご入会いただくには、必ず1口以上の出資が必要となりますが、2018年度募集馬は全頭完売となっており、現在ご入会の手続きを受け賜わることができませんので、ご注意ください。8月上旬に新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設 しますので、そちらより資料請求のうえ、ご入会をご検討くだされば幸いです。
<会員の皆様に向けて>
・7月中旬・・・7月度のご請求明細書に【募集予定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法のご案内】を同封
・8月中旬・・・8月度のご請求明細書に【募集確定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法に関する再度のご案内】を同封
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
<新規入会希望の皆様に向けて>
・8月上旬・・・新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ・入会申込書】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
※上記日程は現時点での予定であり、変更となる場合もございます。予めご了承ください。
◆一口馬主情報満載◆
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