「飛ぶように走る」
競馬界のスーパースター・ディープインパクトが亡くなりました。
戦績は14戦12勝、獲得賞金14億5455万1000円、無敗で制した皐月賞・日本ダービー・菊花賞の3冠含むGⅠ7勝で日本史上最強馬。
この不世出の名馬との別れは突然でした。
現役時代「飛ぶように走り」数々の衝撃を与えてくれたディープインパクト。
種牡馬としてもその「飛ぶように走る」フットワークを多くの産駒に存分に伝えてくれました。
そんな衝撃の訃報に接し、当ニンジン馬鹿クラブメンバーもディープへの深い思いを伝えてくれました。
先ずは当クラブ代表・天然総帥のカジュアルな追悼文から。
ビデオを見てると、武さんが全くムチを入れてないね。
異次元の走りをみせてくれた、ドリームホース。
サンデーサイレン最強の後継馬。
お子様たちは、「ディープ産駒にあらずんば競走馬にあらず」
となってしまった。異次元の種牡馬!
そして当クラブのリーサルウェポン・BNK渾身の追悼文。
7月30日悲報は突然アイフォンの画面に表示された。
「ディープインパクト死ぬ。」
最近あまり調子が良くなく今年の種付はシーズンに入ってすぐ中止になった事はニュースで聞いていたものの今年ゆっくり休養すればまた来シーズン種馬として頑張ってくれるとばかり思っていた。
その名の通り多くの競馬ファンに衝撃与えた馬だが私にとってのファーストインパクトは若駒ステークスだ。
レース振りよりその日のすぽるとでニュースになったが強く記憶に刻まれている。
競馬が競馬番組以外の地上波で取り上げられる事はほとんどないが土曜日の3歳限定のレースが放送されただけではなく三冠この馬で決まり的な感じで紹介されてたのが驚きであった。
結局その番組の予言通り無敗の三冠馬になった訳だが。
セカンドインパクトはフランス凱旋門賞。
当時日本での馬券発売は無かったが現地の馬券で堂々の一番人気頭数も8頭とお膳立てされたかのような少頭数。
日本競馬の悲願達成かと思われたが、まさかの先行策で失速の3着(のちに失格)悲願達成はならなかった。
最後の直線テレビ解説の岡部元騎手が声を上げて応援してたのも強く記憶に残っている。
サードインパクトは種馬成績だ。
ディープが種牡馬になった時には偉大なる父サンデーサイレンスはもうこの世を去っていたがサンデー直仔、ディープの兄達は続々種牡馬入りしていていわゆるサンデー系はあふれかえっている状況だった。
サンデー後継レースという意味では競馬同様後方からのスタートだったが三世代揃った2012年からは兄達を蹴散らしリーディングサイアーの座についた。
その産駒の活躍振りは今更説明の必要は無いと思うが惜しむらくはまだこれという後継種牡馬が出てきていない事だ。
自身同様にディープ系が溢れかえっている種馬の中から抜け出してくる産駒に期待したい。
個人的にはキズナ、まだ現役だかアルアインに期待している。
日本の競馬界に大きな衝撃を与えたディープインパクトに合掌。
最後は当クラブのコンシェルジュ・ラストバブルが締めてくれました。
2019年7月30日、ディープインパクト号が世を去りました。
父であるサンデーサイレンスも16歳の若さで旅立ちましたが、デイープインパクトも17歳の若さでの死でした。
人間なら50歳前半に相当する年齢とのこと…
競走馬としてもクラシック三冠の皮切りとなる皐月賞ではスタート直後に躓いて出遅れながら最後は押さえる余裕さえありました。
出遅れた瞬間には皐月賞で3着に敗れたジャングルポケットが脳裏に浮かびましたが、次元が違う強さを見せつけられた気がしました。
そして凱旋門賞にチャレンジし、日本競馬が世界レベルに近づいたと実感させてくれた最初の馬でもありました。
その夢は産駒へと引き継がれることとなり、凱旋門賞制覇は今なお日本競馬の悲願となっています。
種牡馬としても7年連続のリーディングサイアーに輝き、GⅠ馬を38頭(51勝)も排出しています。
キャロットクラブにおいても今年、来年と産駒の募集がありますので、積極的に出資していきたいと思います。
そしてまるでバトンを受け継ぐかのように、産駒牡馬の最高傑作であるサトノダイヤモンドが本年から種付けを開始したのも単なる偶然とは思えません。
サトノダイヤモンドが種牡馬として大成し、ディープインパクトの血が後世に引き継がれることを切に願うばかりです。
▶︎ラストバブルが指摘してくれたディープインパクト産駒のGⅠ馬をまとめてみました。(国内GⅠに限る)
ロジャーバローズ:日本ダービー
ラヴズオンリーユー:オークス
グランアレグリア:桜花賞
フィエールマン:菊花賞、天皇賞・春
ワグネリアン:日本ダービー
ケイアイノーテック:NHKマイルC
ダノンプレミアム:朝日杯FS
アンジュデジール:JBCレディスクラシック
アルアイン:皐月賞、大阪杯
サトノアレス:朝日杯FS
ジュールポレール:ヴィクトリアマイル
ヴィブロス:秋華賞
シンハライト:オークス
サトノダイヤモンド:菊花賞、有馬記念
ディーマジェスティ:皐月賞
マカヒキ:日本ダービー
ショウナンアデラ:阪神JF
ダノンプラチナ:朝日杯FS
ミッキークイーン:オークス、秋華賞
サトノアラジン:安田記念
マリアライト:エリザベス女王杯、宝塚記念
ミッキーアイル:マイルCS、NHKマイルC
ハープスター:桜花賞
ショウナンパンドラ:ジャパンC、秋華賞
ラキシス:エリザベス女王杯
アユサン:桜花賞
キズナ:日本ダービー
レッドキングダム:中山大障害
ジョワドヴィーヴル:阪神JF
ヴィルシーナ:ヴィクトリアマイル(2勝)
スピルバーグ:天皇賞・秋
ディープブリランテ:日本ダービー
ジェンティルドンナ:有馬記念、ジャパンC(2勝)、桜花賞、オークス、秋華賞
マルセリーナ:桜花賞
リアルインパクト:安田記念
ダノンシャーク:マイルCS
トーセンラー:マイルCS
こうやってみるとやはりディープ産駒の活躍馬は牝馬三冠のジェンティルドンナを筆頭に圧倒的に牝馬。
牡馬は日本ダービー馬を4頭も出しているのはさすがというほかありませんが、その他ではサトノダイヤモンドが目立つ程度。
やはりどこの世界もスーパースターの息子はイマイチ大成しないのかもしれません。
その証拠に球界のスーパースター・長嶋茂雄の息子は...
そして角界のスーパースター・貴乃花の息子は...
これ以上はノーコメントとさせていただきます。
当クラブのコンシェルジュ・ラストバブルはディープの後継者はサトノダイヤモンド、BNKはキズナかアルアインあたりではないかとと予言しています。
ディープ産駒の種牡馬としての今後の活躍に目が離せません。
また我らがブレッシングレインを筆頭に(笑)デイープ産駒もまだ何世代かデビューしますのでそちらも当然大注目!
できれば(最近変な売れ方をしている)一茂さんやおしゃべりな靴屋さんみたいな感じじゃない息子の登場を期待しています。
ディープインパクトの追悼はこれくらいにしてここからは通常運転、2019年7月27日(土)28日(日)注目の2歳戦レポートです。
有力な馬には下記の通りコンシェルジュのラストバブルがランク付けします。
(注)SS:G1級、S:重賞級、A:オープン級
今回ランク付けされた馬は登場したのでしょうか???
メンバー全員大注目です!
スマイルカナ 7月27日(土)新潟5R 新馬 芝1600㍍
勝ち馬 スマイルカナ
騎手 柴田大
厩舎 宗像(美浦)
父 デイープインパクト
母 エイシンクールディ
母父 ディストーティドヒューマー
馬主 岡田繁幸
生産牧場 木田牧場
◉ラストバブル
◉スマイルカナ
重 1:35.3
3ハロン 35.0
スタートは普通ながらダッシュがついて先頭へ。
やや前向きすぎるくらいの行きっぷりで若さを見せるが直線でも脚色は鈍らず、着差以上に手応えは楽に見えた。
時計は普通で気性面での成長が課題。
先行から抜け出すような競馬が出来るようになれば先々まで楽しめる存在となれそう。
ゴルゴンダ 7月27日(土)札幌1R 未勝利 芝1800㍍
勝ち馬 ゴルゴンダ
騎手 ルメール
厩舎 木村(美浦)
父 ヴィクトワールピサ
母 ゴレラ
母父 グレイプトゥリーロード
馬主 サンデーレーシング
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラスロバブル
◉ゴルゴンダ
稍重 1:48.3
3ハロン 36.5
6月9日デビュー戦3着からの一戦。
レコードで後続を寄せつけず大差をつけてのゴール。
馬体重はマイナス16キロで心配されたが逆に初戦が重め残りだったのかもしれない。
ここではレベルが違い初戦では苦汁を飲まされたワーケアに肩を並べた。
今後が楽しみだ。
ランク付け A
タイムマシン 7月28日(日)新潟3R 未勝利 芝1600㍍
勝ち馬 タイムマシン
騎手 戸崎圭
厩舎 手塚(美浦)
父 ロードカナロア
母 ハッピーパレード
母父 ネオユニヴァース
馬主 馬場幸夫
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
◉タイムマシン
良 1:35.4
3ハロン 33.8
初戦の1400㍍から距離を伸ばし差し切り勝ち。
タイムは特筆すべきものではないが、特に課題のない優等生。
1勝クラスでは十分に通用する力を見せた。
ドナキアーロ 7月28日(日)新潟5R 新馬 芝1800㍍
勝ち馬 ドナキアーロ
騎手 田辺
厩舎 牧浦(栗東)
父 ディープブリランテ
母 アンソニカ
母父 パージ
馬主 山田貢一
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
◉ドナキアーロ
良 1:48.2
3ハロン 34.6
先行して内をうまく立ち回った。
タイムも当日の高速馬場を考えると普通に思える。
十分に乗り込んでのデビューであったことからも2戦目で大きくパフォーマンスが上がることもないのではないか。
レザネフォール 7月28日(日)札幌5R 新馬 芝1800㍍
勝ち馬 レザネフォール
騎手 三浦
厩舎 池江(栗東)
父 キングカメハメハ
母 ラナンキュラス
母父 スペシャルウィーク
馬主 前田幸貴
生産牧場 ノースヒルズ
◉ラストバブル
◉レザネフォール
良 1:53.3
3ハロン 35.5
洋芝とは言え新馬戦特有のスローな流れ。
後方から向こう正面でポジションを上げ、最後は差し切った。
2着馬に最後は詰め寄られたが手応えには余裕があった。
母系も優秀な血統で期待していたが、大物感は感じなかった。
2戦目でどこまで変われるかがカギになるだろう。
いかがだったでしょうか?
以上が【ディープインパクト追悼】飛ぶように走った史上最強馬!その息子たちは…【7月27日28日2歳馬レース回顧】でした。
オーナーの金子氏によると、「ディープの瞳に吸い寄せられた衝撃が忘れられなかったから、競馬界に衝撃を与えたい」という願いを込めて名付けたそうです。
血統は超一流、頭も良くて教えたことがすぐにできてしまう優等生のディープ。
生まれも育ちも良く、それでいて人懐っこいので厩舎ではディープのことを「お坊っちゃまくん」と呼んでいたそうです。
お坊っちゃまなのにスーパースターになっちゃうなんてやっぱかっこいいですね。
心からご冥福をお祈りいたします。
(おまけ)ブレッシングレイン ダービーへの道
◉ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
◉ブレッシングレインのプチ情報局「恵みの雨」
★キャロットクラブのHPより
19/7/30 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「調教自体は問題なく行えていますが、やはりしっかりして来るには時間と経験が必要そうな印象を受けます。現時点での力試しでデビュー戦を目指していく方針に変わりはないものの、どのあたりが目標と決める段階には至っていないので、今後の状況を踏まえて木村調教師と相談をしていきます」(天栄担当者)
とにかく競馬場で早く見てみたいです…
2019年度1歳馬募集スケジュールのお知らせ
★キャロットクラブHPより
2019年度1歳馬募集は、以下のスケジュールで進行する予定です。
本年の募集も第1次募集開始までに会員登録を済まされた既会員優先の抽選とさせていただきます。 ご入会いただくには、必ず1口以上の出資が必要となりますが、2018年度募集馬は全頭完売となっており、現在ご入会の手続きを受け賜わることができませんので、ご注意ください。8月上旬に新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設 しますので、そちらより資料請求のうえ、ご入会をご検討くだされば幸いです。
<会員の皆様に向けて>
・7月中旬・・・7月度のご請求明細書に【募集予定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法のご案内】を同封
・8月中旬・・・8月度のご請求明細書に【募集確定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法に関する再度のご案内】を同封
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
<新規入会希望の皆様に向けて>
・8月上旬・・・新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ・入会申込書】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
※上記日程は現時点での予定であり、変更となる場合もございます。予めご了承ください。
◆一口馬主情報満載◆
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