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先日、国内最大の競走馬せり市「セレクトセール2019」が開催されました。
その市場に活気を呼び込んだのは新規参入オーナー。
その中でも特に目立ったのがボウリングをはじめとする複合アミューズメント施設で知られるラウンドワンの社長・杉野公彦氏。
ピッカピカの馬主一年生です。
その杉野公彦オーナー、1歳せりで母ホットチャチャ(父:ダイワメジャー)を名刺代わりに1億7000万円で落札。
次に叔母が2016年のオークス馬シンハライトという母シンハディーバ(父:ハーツクライ)を2億7000万円で購入。
さらに、伯母に2007年阪神JF、2008年オークスとGⅠ2勝のトールポピー、2011年の秋華賞勝ち馬アヴェンチュラがいる母エンジェルフォールの牡(父:ロードカナロア)を1億5000万円で競り落としました。
1歳馬の中でダイワメジャーとハーツクライはいずれもその産駒最高額、ロードカナロアも二番目に高い購買価格で3頭とも「億超え」し、絶大なる存在感を示しました。
★セレクトセール2019 購買価格1億円以上の1歳馬
①父ディープインパクト 母ミュージカルウェイ 3億6000万円
近藤利一
②父キングカメハメハ 母ジンジャーパンチ 2億9000万円
サラブレッドクラブライオン
③父ハーツクライ 母シンハディーバ 牡 2億7000万円
杉野公彦
④父ディープインパクト 母ジョコンダⅡ 牡 2億6000万円
金子真人ホールディングス
⑤父キングカメハメハ 母ベルワトリング 牡 2億5000万円
サトミホースカンパニー
⑥父ハーツクライ 母マラコスタムプラダ 牡 2億3000万円
スリーエイチレーシング
⑦父Frankel 母マーゴットディド 牡 2億1000万円
金子真人ホールディングス
⑧父ディープインパクト 母サマーハ 牝 2億1000万円
金子真人ホールディングス
⑨父ダイワメジャー 母ホットチャチャ 牡 1億7000万円
杉野公彦
⑩父ドゥラメンテ 母ラッドルチェンド 牝 1億6500万円
ダノックス
これをみて例年セレクトセールで猛攻を仕掛けるカリスマ馬主、「サトノ」の里見治氏が「初めて競りに来た人が高く買っていた。隣にいたらやめていおけって言うのに」と目を丸くしていたとか…
ラウンドワンの杉野社長、実に強烈な馬主デビューとなりました。
杉野社長は競馬界に新規参入し、今後一体何を仕掛けていくのでしょうか?
どのような野望をお持ちになっているか興味津々です。
ご自身の事業に関連させて、新しいアミューズメントを展開するのでしょうか?
それとも潤沢な資金を原資にしてカリスマ馬主を目指すのでしょうか?
今後の動向に注目です。
セレクトセール2019の浮世離れしたお話はこれくらいにして、2019年7月13日(土)、注目の新馬戦レポートです。
有力な馬には下記の通りラストバブルがランク付けしています。
(注)SS:G1級、S:重賞級、A:オープン級
今回ランク付けされた馬はいたのでしょうか???
メンバー全員大注目です!
ディアセオリー 7月13日(土)福島5R 芝1800㍍
勝ち馬 ディアセオリー
騎手 江田照
厩舎 高木(美浦)
父 サムライハート
母 サイレントベッド
母父 ソウルオブザマター
馬主 ディアレストクラブ
生産牧場 ディアレストクラブ
◉ラストバブル
1:52.6
3ハロン 35.4
一番人気に応えて快勝も時計は平凡。
スタートから好位につけ直線も楽な手応えでゴール。
外から2着馬に詰め寄られたがもうひと伸びした。
センスの高さはあるが、このレースだけでは奥の深さまでは計り知れず、次戦に注目したい。
◉おしゃべりコスパ
ノーコメント
マジックキャッスル 7月13日(土)福島6R 芝1200㍍
勝ち馬 マジックキャッスル
騎手 戸崎圭
厩舎 国枝(美浦)
父 ディープインパクト
母 ソーマジック
母父 シンボリクリスエス
馬主 社台レースホース
生産牧場 社台ファーム
◉ラストバブル
1:10.3
3ハロン 34.8
母ソーマジックは桜花賞3着。
このレースのタイムは平凡も血統面から距離は持ちそう。
なぜ1200㍍戦でのデビューなのかは少々疑問でランクインは次走を見てからにしたいが、非常に可能性を感じる一頭である。
◉おしゃべりコスパ
ノーコメント
ギルデッドミラー 7月13日(土)中京5R 芝1600㍍
勝ち馬 ギルデッドミラー
騎手 川田
厩舎 松永幹(栗東)
父 オルフェーブル
母 タイタンクイーン
母父 ティズナウ
馬主 シルクレーシング
生産牧場 ノーザンファーム
◉ラストバブル
1:36.6
3ハロン 33.9
時計はやや重では水準か。
レースセンスは感じたが、課題も多く成長待ちといったところ。
とにかくシルクの勢いはすごいの一言、これで新馬戦8連勝となった。
◉おしゃべりコスパ
7/13(土)中京5R 1600㍍ 芝 稍重
優勝馬 ギルデッドミラー 牝馬
勝ちタイム1:36.6 上がり33.9
半兄はスプリント路線で連勝中です。
父がオルフェーブルに代わり距離に融通が利きそう。
タイムも優秀です。
脚もあるので、次回は良馬場で見てみたいです。
いかがだったでしょうか?
以上が【2019セレクトセール】ピッカピッカの馬主一年生♪ラウンドワン杉野公彦社長の野望【2019年7月13日新馬戦回顧】でした。
それにしても今年のセレクトセールは盛況だったようです。
北島のサブちゃんがキタサンブラック産駒を競り落としたり、ハマの番長・三浦大輔氏が落札したりと話題満載。
空前の活況に吉田照哉氏も「オーナーにとってもこのせりで買うことが面白いということなのでは」とコメントされたそうです。
今後このせりで落札された高額馬が期待に応えGⅠを勝ちまくるのでしょうか?
セレクトセール、紛れもなく最強の「ストロングセール」と言えそうです。
菜七子の部屋
★藤田菜七子さんのプチ情報をお伝えします。
藤田菜七子、シャーガーC女性選抜で出場へ | JRA-VAN Ver.World
世界のトップ騎手12人で争われるチーム対抗戦シャーガーC(8月10日=英アスコット)に藤田菜七子騎手(21=根本)が出場することが16日、アスコット競馬場のホームページで発表された。この対抗戦は英愛選抜、欧州選抜、世界選抜、女性選抜の各3人、計4チームで争われる。今年で20回目となる世界トップ騎手の共演。過去には武豊、戸崎、池添、福永、岩田、内田騎手などの日本人騎手が世界選抜として出場したが、女性選抜への選出は藤田騎手が初めてとなった。
藤田菜七子さんが世界の選ばれし名手12人が腕を競うチーム対抗戦・シャーガーカップ(8月10日、英国、アスコット競馬場)のメンバーに選出されました。
先月の「ウィメンズジョッキーワールドカップ」優勝の次は男性騎手を倒して真の世界一を目指します。
帰国直後は盛岡のクラスターカップでDr.コパさんのコパノキッキングに騎乗予定。
本当に充実していますね。
(これは菜七子さんの言葉ではありません…念のため)
(おまけ)ブレッシングレイン ダービーへの道
◉ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
◉ブレッシングレインのプチ情報局「恵みの雨」
◉キャロットクラブのHPより
19/7/16 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。「芯の部分でしっかりして来るには時間がもっと必要かもしれませんが、今のところは順調に乗れており、夏もしくは秋口くらいのデビューを考えても良さそうな状況です。それなりには動けていますが、ビュッと来るまでではないので、少しでも磨きをかけていきたいですね」(天栄担当者)
2019年度1歳馬募集スケジュールのお知らせ
★キャロットクラブHPより
2019年度1歳馬募集は、以下のスケジュールで進行する予定です。
本年の募集も第1次募集開始までに会員登録を済まされた既会員優先の抽選とさせていただきます。 ご入会いただくには、必ず1口以上の出資が必要となりますが、2018年度募集馬は全頭完売となっており、現在ご入会の手続きを受け賜わることができませんので、ご注意ください。8月上旬に新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設 しますので、そちらより資料請求のうえ、ご入会をご検討くだされば幸いです。
<会員の皆様に向けて>
・7月中旬・・・7月度のご請求明細書に【募集予定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法のご案内】を同封
・8月中旬・・・8月度のご請求明細書に【募集確定馬リストと※第1次募集における出資者決定方法に関する再度のご案内】を同封
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
<新規入会希望の皆様に向けて>
・8月上旬・・・新規入会者向けの1歳募集馬カタログ請求の申込フォームを開設
・8月下旬・・・【2019年度1歳馬募集カタログ・入会申込書】一式を順次発送
・9月6日~・・・第1次募集開始
※上記日程は現時点での予定であり、変更となる場合もございます。予めご了承ください。
◆一口馬主情報満載◆
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