※画像は福永祐一公式ブログより
2019年6月14日の早朝、ニンジン馬鹿クラブのリーサルウェポン・BNKからのこんなラインで前代未聞の大事件は始まりました。
BNK「えらいこっちゃ」
おしゃべりコスパ「禁止薬物ですか??」
BNK「はい」
おしゃべりコスパ「どれくらい出走取り消しになったんですか?」
BNK「土日三場で153頭」
JRAだけでなく我がニンジン馬鹿クラブにも激震が走ったのです…
BNK「エスコビージャもアウトです」
ラストバブル「エスコビージャ取り消しか…引退も確定かも」
◆JRAのHPより
【緊急】今週の中央競馬の競走除外について
今週の中央競馬(東京、阪神、函館競馬)の出走予定馬の中に、禁止薬物を含んだ飼料添加物を摂取した可能性のある馬が判明したため、それら全ての馬を競走除外としました。
詳細については競走除外馬一覧【PDF】をご覧ください。
なお、システム上の問題から、一部ページにおいて競走除外を出走取消として表示しております。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
「JRAさん、やってくれましたね~」
※netkeiba
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=156388
JRAは15日、複数の厩舎で使用されている飼料から禁止薬物が検出され、当該飼料を摂取した可能性のある競走馬全頭を、15日、16日の開催で競走除外とすることを発表した。
16日は、前日発売のあった函館11R(函館スプリントS)、東京11R(ユニコーンS)のみ、枠順確定後の競走除外。それ以外のレースは枠順確定前の競走除外となっている。
16日の競走除外馬は以下のとおり(15日16:00時点、末尾のカッコ内は除外後の頭数)。
【東京】
1R ウエスタンカッター、シュンラン(14)
2R なし(11)
3R なし(16)
4R ショウナンサジン、ミサトテスコ(14)
5R デルマプラチナ、ニシノコードブルー、ベアジェット(13)
6R オウサマプリン、デイオブサンダー、ユラ(13)
7R グッバイガール、バンブトンハート(14)
8R ラバストーン(15)
9R なし(16)
10R なし(11)
11R 5番サトノギャロス、9番ロードグラディオ(13)
12R ビレッジキング(15)
【阪神】
1R ヴィヴァンフィーユ、スズカミュージック、ダルトヴィラ(12)
2R アイファーメンバー、クリノバルセロナ、パワープラント、モズファヴォリート(12)
3R テイエムクロムシャ、マッシヴレジェンド(11)
4R ジャスパーゲラン、ソニックセンス、メイショウトーチ、ライブリシュナイト(10)
5R メイショウボサツ、レディオマジック(11)
6R ガバナンスコード、ジュディシャス、ラコンコルド、リッカローズ(14)
7R クリノカナロアオー、ゼセル、マラードザレコード、メイショウアワジ(12)
8R ウインラナキラ、エリンズロマーネ、キョウワベルナルド、デクレアラー(5)
9R アサケパワー、ジュエアトゥー、ショウナンカイドウ、デザートストーム、メイショウカフウ、ロングベスト(10)
10R キーグラウンド、メイショウワザシ、メイプルブラザー(13)
11R コウエイタケル、ジョルジュサンク、ベステンダンク(11)
12R トモジャクアルト(15)
【函館】
1R セレーネワルツ(15)
2R ジューンハルジオン、トーセンコハク、メイショウミヤラビ、ミルメルシー(10)
3R テイエムラブラリー、メイショウバーバラ(10)
4R アドマイヤビーナス、イッツマイウェイ、ゼットレオ、プロム(12)
5R フィロス(10)
6R ヤマニンヒラソル(13)
7R フィールドステイ、ポップスフラッシュ、ラガーユミリン(8)
8R なし(9)
9R なし(12)
10R ブラックカード、メイショウテンダン(9)
11R 3番シュウジ、4番ライトオンキュー、5番リナーテ、6番ダノンスマッシュ、8番トウショウピスト、12番タマモブリリアン(7)
12R ケージーキンカメ、サウンドバーニング、シュバルツボンバー、プティットクルール、ムーンレイカー(9)
「スポニチ」さんの記事によると...
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000001-spnannex-horse
関係者によれば、問題のサプリメントは海外から輸入したもの。このような馬の口に直接入るものだけでなく、医薬品なども含めて、初めて使用する際には競走馬理化学研究所の検査を受けるのが通例。このサプリメントは検査結果判明前に販売していた。
競走馬がサプリメントを摂取するのは非常に一般的で、疲労回復などに役立つ。カイバに混ぜて馬に与える形がほとんどだ。美浦、栗東トレーニングセンター内には、競走馬向けの薬局もあり、サプリメントも販売している。厩舎サイドでは、まさか検査結果前のサプリメントが売られているとは夢にも思わなかったはず…。事件性はなく、競馬界にとっては寝耳に水のアクシデントだった。
さらに「スポーツ報知」さんの記事では...
https://hochi.news/articles/20190615-OHT1T50056.html
JRAは6月15日、禁止薬物を含んだ飼料添加物を摂取した可能性がある馬が判明したため、今週の中央競馬(東京、阪神、函館競馬)に出走する156頭を競走除外にすると発表した。
すでに枠順が発表されていた函館スプリントS・G3(16日、函館・芝1200メートル)では、出走予定の13頭のうち、3番シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎)、4番ライトオンキュー(栗東・昆貢厩舎)、5番リナーテ(栗東・須貝尚介厩舎)、6番ダノンスマッシュ(栗東・安田隆行厩舎)、8番トウショウピスト(美浦・土田稔厩舎)、12番タマモブリリアン(栗東・南井克巳厩舎)の6頭が競走除外となり、7頭立てで行われることになった。
安田隆行調教師(ダノンスマッシュを管理)「最悪ですね。ここに合わせてやってきただけに、コメントがないです。期待していただけに、すごいショックです。この後についてはオーナーと相談をします。7頭でやる競馬が公正競馬と本当に言えるのか」
もし出走していればぐりぐりの一番人気になったであろうダノンスマッシュの安田調教師もこのようにかなり怒ってらっしゃいます。
(おそらく)厩舎側も飼料の検査は完了していると信用して疑わず、禁止薬物が含まれているなんて思いもしなかったのでしょう。
本当に気の毒な話です。
これは調教師だけではなく除外された馬に関わるすべての人にとって実に腹立たしいことであることは間違いありません。
冒頭にも書きましたが、事実ニンジン馬鹿クラブのコンシェルジュ・ラストバブルの出資馬エスコビージャも除外されました。
この馬はまだ未勝利で、時期的に結構崖っぷちに立っていて早く一勝を挙げて一息つきたいところなのですが、今回もまた初勝利が夢と散りました。
今回は一番人気にも押されていてかなり有力だったのですが、走ることすら叶いませんでした。
ラストバブルが出走予定だったレース直前に、
「勝っても引退の条件でいいから今日走らせてくれ!」
とつぶやいたのが実に印象的です。
もしかするとこの馬このまま引退させられてしまう可能性だって否定できないのです。
誰が悪いのかまあ間違いなくJRAでしょうが今の段階では不明ですが本当にふざけた話です。
ラストバブルの怒りがおさまる気配は全くありませんが、とにかく今はJRAの詳しい経緯の説明を待ちたいと思います。
もし何らかのミスで検査が完了していないロットが流通し、今回の大事件につながったのであれば、黙っていない御仁もいらっしゃるのではないでしょうか...
そんな大荒れの開催の中、当クラブメンバーの出資馬がなんとかこの禁止薬物騒動を掻い潜って2頭出走してくれました。
その2頭とはオノリスとティレニア。
ヤバいクスリもきめてなくてよかった幸運な2頭のレース回顧をこれからさせていただきます。
オノリス 阪神競馬 鷹取特別 ダート2000㍍
父 トーセンホマレボシ
母 フェリスタス
BMS Dansili
生産 ノーザンファーム
関西 吉田厩舎
平地 2勝クラス
最新情報(キャロットHPより)
19/6/15 吉田厩舎
15日の阪神競馬ではスタートで躓いて後方から。内を突いて少しずつ位置を上げて勝負どころで先団に取りつき、直線で脚を伸ばすが勝ち馬もしぶとく2着まで。「ゲートは良くないと聞いていたので気を付けてはいたのですが、隣の馬がうるさかった影響で悪い体勢のままでのスタートとなり、トモの甘い馬なので踏ん張れず躓くような格好になってしまいました。流れが速かったこともあって道中はなかなか進んでいきませんでしたが、なんとか内をロスなく回ろうと思ったんです。前にいた馬たちが壁になりそうでしたが、勝負どころでうまく進路ができてペースアップ。最後はみんなバテ合いという感じではありましたが、そんな中でしっかりと2着を確保してくれましたし、馬は精一杯頑張ってくれたと思います」(川田騎手)速い流れの中で追走に苦労しましたが、ジョッキーがうまく馬群を捌いて乗ってくれ、最後までしっかりと脚を使って2着を確保してくれました。ゲートは引き続き課題となりそうですが、このクラス卒業まであと一歩のところまで来ていますし、次走はなんとか勝ち切ってほしいものです。この後はトレセンで馬体を確認してから検討していきます。
◎レース結果
◎当クラブのコンシェルジュ・ラストバブルのレース回顧
スタートして内側の馬に寄られて後方からの競馬を余儀なくされる。
縦長の展開を経済コースを進みながら追い上げ、直線もよく伸びたがアッシェンプッテルを捉えきれず2着。
勝ち馬との斤量5キロ差が最後は響いた。
(ラストバブルのイメージ)
ティレニア 函館競馬 3歳未勝利 芝1200㍍
父 ジャスタウェイ
母 アマルフィターナ
BMS シンボリクリスエス
生産 ノーザンファーム
関西 高橋亮厩舎
平地 未勝利
最新情報(キャロットクラブHPより)
19/6/15 函館競馬場
15日の函館競馬ではまずまずのスタートから中団でレースを進める。直線では内からジリジリ伸びてくるが2着まで。「最後はよく伸びてくれましたが開幕週の馬場ということもあり、前がなかなか止まりませんでした。また、この馬自身も初めての1200m戦ということで、3コーナー付近までは押っ付けていかなければポジションを維持できませんでした。戦前の印象では楽に前々を取れると見ていたので、もう少し脚を溜めることができていれば最後の勢いは違ったはずです。もう少し頭数が増えた時にどうかという懸念はありますが、次回は慣れが見込めるでしょうから勝ち切りたいです」(藤岡佑騎手)「開幕週とは言え、道中はそれなりのペースで流れていたので、チャンスはあると見ていました。ただ、初めての距離に戸惑ったのか、脚を溜め切れなかったようです。最後は悪くない脚を使ってくれただけに悔しい結果になってしまいました。申し訳ありませんでした。洋芝の走りは問題ありませんから、このまま滞在競馬で次を狙っていければと思います」(高橋亮師)直線では勝ち馬を追い詰めたものの、最後まで交わすことはできませんでした。初めての距離で戸惑いを見せた印象ですが、慣れが見込める次走では勝利を掴んでくれることに期待したいと思います。今後についてはレース後の状態をよく見た上で検討していきます。
◎レース結果
◎当クラブのリーサルウェポン・BNKのレース回顧
短い放牧でリフレッシュ。
中団で折り合って内からいい脚を使った。
優先出走の権利を取ったので北海道シリーズで初勝利を目指す。
(BNKのイメージ)
いかがだったでしょうか?
以上が【JRA類を見ない事件】ヤバい禁止薬物事件を掻い潜り出走もオノリス&ティレニア2頭とも惜敗!【キャロット一口馬主】でした。
明日はいよいよ大注目の「サクセッション」がメイクデビュー東京にスタンバイ。
この騒動を吹き飛ばすような勝ち方をして欲しいものです。
ぐりぐり君&菜々子ちゃんだけには絶対に負けたくありません!
(6月15日、23:00現在)
益々ニンジン馬鹿クラブのサラブレッドから目が離せません。
最後になりましたが今回の「これまでの歴史で類を見ない事件」を起こしてしまったJRAにラストバブルから馬主目線でひとこと言わせていただきます。
「北海道への輸送費なり何なりとお金もかかっています。
何よりこの時期に出走が取り消されることは未勝利馬にとっては致命傷です。
金銭的な補償と次週以降の優先出走権を求めます。」
エスコビージャ!来週連闘でリベンジじゃーーー!
おいJRA!お前らなんかに負けへんでぇーーー!
◆福永騎手のコメント
具体的な経緯はまだ詳しく分かりませんが、競馬サークルの一員として今回の件で多大なるご心配とご迷惑を競馬ファンの皆様におかけしたことを深くお詫び、申し上げます。このような事態は競馬の歴史上、類をみないほどの事件で、我々の対応を含めて、憤りや納得できないことも多々あると思いますが、我々騎手としては今日、明日の競馬に1レースごと全力を尽くしてファンの皆様に喜んでいただける競馬を提供することに努めて参ります。今後も引き続き競馬を応援していただければと思います。
(おまけ)ブレッシングレイン ダービーへの道
ブレッシングレイン
2017年2月6日生
牡2歳 鹿毛
父 ディープインパクト
母 レインデート
BMS Unbridled’s Song
生産 チャンピオンズファーム
関東 木村哲也厩舎
天然総帥、ラストバブル、トウシロひかる(私)の持ち馬です。
なかなかの良血馬で価格もそこそこ高いので正直期待しています。
★ブレッシングレインのプチ情報局「恵みの雨」
◎キャロットクラブHPより
19/6/12 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「ゲート試験を合格して1本コース追いを経験したうえで先週末に天栄へ帰ってきています。天栄で調整するのは今回が初めてになるので、少しずつじっくりと乗りながら馬への理解を深めていきたいと考えています」(天栄担当者)
◆一口馬主情報満載◆
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